高杉真宙インタビュー 「ライフ・イン・ザ・シアター」「緊張感を面白おかしくもきちんと芝居に生かせたら」(前編)
INTERVIEW
――勝村さんのお名前が出ましたが、改めて今回共演する勝村さんの印象と、お2人でお芝居をするにあたって楽しみにしていることはありますか?
実は、中学3年生くらいのときに勝村さんとスペシャルドラマでご一緒する機会があって、カナダで1週間くらい一緒に撮影させていただいたんです。先日『バイプレイヤーズ』というドラマで10年ぶりにお会いして、そのときに「お久しぶりです!」と、感動の再会を果たしたんですけど、あまりお話できる機会がなくて……。
それを経て今回の2人芝居なので、自分にとってまた一つ大事な作品になるなと感じています。勝村さんは、最初からフラットにかっこいい人という印象で、紳士的というか、さらっとかっこいい方ですね。
――先日久々に共演されたドラマではあまりお話をする機会がなかったとのことですが、今回はガッツリお稽古から一緒に取り組めますね。
はい。なので、すごく楽しみですし怖いですね。怖いというか、初めましての人と共演するときも緊張するんですけど、会ったことのある人と共演するときの方が緊張するんですよ。
昔の自分を知ってるって結構ハードルが高いじゃないですか。それは多分、自分も褒められたいし、よく見られたいからだと思うんですけど。でも、今回は2人だからこそ、勝村さんにたくさん頼りたいなと思っています。
ビジュアル撮影でお会いした時にも「よろしく頼むよ」と話しかけてくださって。勝村さんは2人芝居を何度かやられているみたいで、「多分大変だから」とおっしゃっていたので、余計に頑張らないといけないと感じました。