岡田奈々、菅田愛貴、水夏希出演。「Reading Pop『青い鳥』〜メーテルリンク『青い鳥』より〜Femme ver.」初日舞台挨拶&公開ゲネプロレポート!
2022年2月3日(木)より、ヒューリックホール東京にて「Reading Pop『青い鳥』〜メーテルリンク『青い鳥』より〜」が開幕した。
今作は、不朽の名作「青い鳥」を、リーディングと生バンドの演奏、さらに歌唱が交わる新ジャンル“Reading Pop”として表現。青い鳥探しの旅に出るチルチルとミチルを、姉妹として描き女性キャストのみで演じる「Femme ver.」と、兄弟として描き男性キャストのみで演じる「Homme ver.」が上演される。
2月3日(木)から6日(日)まで上演される「Femme ver.」で主人公のチルチルを演じるのは、 AKB48チーム4および、STU48のメンバーとして活躍し、今作がAKB48グループ公演以外での初リーディング舞台出演となる岡田奈々。また、チルチルの妹ミチルを、アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」メンバーとして活躍し、映画やドラマにも出演している菅田愛貴が演じる。そして、チルチルとミチルに青い鳥探しを依頼する“仙女”をはじめ複数の役を担うのは、宝塚歌劇団の雪組トップスターとして活躍し、退団後も様々なジャンルの舞台へ出演する実力派の水 夏希だ。
2月10日(木)より13日(日)まで上演の「Homme ver.」では、舞台「刀剣乱舞」シリーズなど人気作へ次々と出演し注目を集める梅津瑞樹がチルチルを、「七つの大罪 The STAGE」で主演を務めるなど舞台を中心に活躍する納谷 健がミチルを演じる。また、アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」のメンバーで俳優としての活躍も見せる松崎祐介が仙女などの複数役を務める。
主役の性別が変わることで物語はどのように変化するのか。また、それでも変わらない物語の普遍性とは何かを、2つのバージョンを通じて観客へ問いかけるという今作の試み。今回は2月3日に行われた「Femme ver.」の初日舞台挨拶および公開ゲネプロの様子をお届けする。
岡田奈々
私はAKB48グループ以外の舞台に出演させていただくのが今回初めてなので、すごく緊張しているんですが。素敵な共演者やスタッフのみなさんに囲まれて、毎日新鮮で楽しい日々を送っています! 生演奏で朗読劇をやるというのは私もこれまで経験がないので、やはりそこが今回の朗読劇の一番の見どころ、聴きどころになるんじゃないかなと思います。
それから、私がやるのはチルチル役だけなんですが、おふたりはいろんな役を演じられます。その変化がすごく面白いので、ぜひ観て聴いて楽しんでくださったら嬉しいです。
こういったご時世なので、なかなか劇場に足を運ぶことができない方もたくさんいらっしゃると思います。来てくださったみなさまには、何か心に残るような朗読劇をお届けできたらいいなと思うので。女性3人での舞台というのはなかなかないと思いますし、私たち3人のパワーを観てくださっているみなさんにお届けしたいと思います。精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!
菅田愛貴
ミチルちゃん役を務めさせていただきます、菅田愛貴です。光の精と猫と、未来の子も演じさせていただきます。こうして舞台に立たせていただくのは初めての経験で、とても緊張していますし、稽古が始まる時にも大丈夫かなという気持ちで一杯だったんですが。水さんと岡田さん、そして関わってくださったスタッフのみなさんが本当にお優しくて、楽しい稽古生活を送ることができました。
今日は本番初日ということで、ちょっと緊張しているんですけども。みなさんに昔を思い出すようなワクワク感や、「どうなるんだろう?」というドキドキ感を、精一杯お届けできたらと思っています。楽しんでください!
水夏希
私は仙女をはじめ、7〜8役……細かい役まで入れると10役以上を演じるんですけれども。朗読に限らず、ひとつの作品でたくさんの役をやるという経験がほとんどないんです。「初めてかな?」という感覚なので、今回は私も新たなチャレンジをさせていただいております。
ふたりが本当に初々しく溌剌としていて、可愛らしく、エネルギッシュで。スタッフさんと「若いって才能だな」と言いながらお稽古をしていたんですけれども、ふたりからはとてもエネルギーをいただきました。また、今回の演出の内河(啓介)さんがいろいろなアイデアをくださり、脚本と監修のスズカツ(=鈴木勝秀)さんが「声もセリフも音楽だ」とおっしゃっていたので。私たちの奏でるセリフの音楽と、生演奏の音楽のセッションを、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
文・撮影:古原孝子
舞台写真
公演概要
Reading Pop『青い鳥』~メーテルリンク『青い鳥』より~
【出演】
<Femme ver.>岡田奈々(AKB48)、菅田愛貴(超ときめき♡宣伝部)/水夏希
<Homme ver.>梅津瑞樹、納谷健/松崎祐介(ふぉ〜ゆ〜)
【原作】モーリス・メーテルリンク「青い鳥」
【監修・脚本】 鈴木勝秀
【演出】 内河啓介
【日時/場所】
<Femme ver.> 2022年2月3日(木)~2月6日(日) ヒューリックホール東京
<Homme ver.> 2022年2月10日(木)~2月13日(日) ヒューリックホール東京
【チケット料金】 全席指定 9,000円(税込)
※未就学児童入場不可 ※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【チケット発売日】 2022年1月9日(日)10:00~、一般発売開始 ※詳細はHPにて。
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