上田堪大インタビュー 映画『コネクション』「舞台の上とはまた違う、自分自身を知ってもらえたら」（前編）
2022年2月25日より池袋シネマ・ロサを皮切りに全国にて映画『コネクション』が上映されます。
本作は、井川楊枝監督と大勝ミサプロデューサーによる『裏社会お仕事ドラマ』。女性ルポライター役を元E-girlsメンバーの杉枝真結さん、相棒のカメラマン役を、様々な舞台で活躍し、2020年10月にはメジャーCDデビューも果たした上田堪大さんが演じます。
THEATER GIRLは、本作でW主演を務める上田堪大さんにインタビューを敢行。インタビュー前編となる今回は、出演が決まったときの気持ちや撮影時のエピソードなど、たっぷりとうかがいました。
今まで地道にやり続けてきたものが少しずつ返ってきている
――今回、映画「コネクション」で杉枝真結さんとW主演を務められるということですが、出演のお話を聞いたときはどんなお気持ちでしたか？
僕の役は、杉枝真結さん演じるライターを支えるカメラマンで、同じ会社の仲間としてコンビを組んでいる役柄です。
出演が決まったときは、単純に僕を選んでいただけたことが本当に嬉しかったですね。コロナ禍で、いろいろと制限されていましたが、感染対策をしっかりとしつつ撮影をしました。
今までも映像作品には何作か出演させていただいていますが、出番もセリフ量も、今回が一番多かったので、そういう部分でも、今まで地道にやり続けてきたものが、少しずつ形となって、お仕事として返ってきているなというのを感じました。
――本作では杉枝さん演じるライターと、カメラマンとしてお2人でバディのような形で行動されますが、杉枝さんと共演された印象はいかがでしょうか？
杉枝さんは本作が初演技だったらしいんです。撮影に入る前に、読み合わせをしたんですけど、あまりにも杉枝さんの台詞量が多くて。この量を覚えられるのかなと思ったら、「一日16ページずつ覚えてます」みたいなことを仰っていて。
やっぱり、昔から歌ったりダンスをされたりしている方なので、覚えることも得意なんだろうなという印象はありましたね。役としてもすごく明るい感じなのですが、人としてもすごく明るい方で。今回の現場は本当に関西人が多くて、関西ノリで話せたので、とてもお話ししやすかったです。
――本当に、初演技な感じはしなかったですよね。
全然しなかったですよね。杉枝さんから質問されたりもしたんですけど、僕自身もそこまで映像に関してめちゃくちゃ詳しい訳ではないので。確実に分かることを相談されたときはアドバイスすることもありました。でも「本当に初めて？」って僕も聞きましたね（笑）。
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