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佐竹桃華インタビュー 『私ときどきレッサーパンダ』 「どの年代の方が観ても楽しめる作品」(前編)

INTERVIEW

――アフレコで特に難しかった、大変だったと感じた部分はどんなところですか。

声優をやったことがなかったので、最初は目でセリフを読みながら、映像に合わせて話さないといけないし、且つ耳から英語が聞こえているのに、自分は日本語を喋らないといけないので、頭がすごくこんがらがりました。いろんな神経を働かせて、同時にいろんなことをしないといけないのが、慣れるまではちょっと苦戦しましたね。

あとは、冒頭のシーンで、メイちゃんが心の声で語るシーンがあるんですけど、そこは何テイクも録りました。メイちゃんの第一声ですごく大事ですし、親から代々受け継がれている伝統の重みみたいなものを声で表現しないといけないので。ただの説明ではなく、メイちゃんが説明しているかのようにしないといけなかったので、本当に難しかったですね。

――冒頭のシーンは、最初のアフレコで 録られたんですか?

そうですね。最初に録りました。

――順序だってアフレコをするような感じなんですね。でも、英語を聞きながら日本語でアフレコをしていくのはかなり大変そうですね。

そうですね。でも、やっぱり原音を聞く中ですごく参考になるものもたくさんあって。テンション感や、どこにアクセントや気持ちを一番乗せているかが分かるので、そこは助けられた部分でもありました。ただ、慣れるまではすごく大変でしたね。

――初声優と思えないくらい、本当に役にぴったりだと感じたのですが、今までの舞台や映像作品への出演経験が生きたなと感じる場面はありましたか?

すべて生きているなとは感じています。舞台を経験したからこそ、割と声が通りやすいというのもありますし。

あとは、感情の部分もそうですけど、ナレーションのお仕事もしていたので、そこも活かされたなと感じています。

――やっぱりアフレコは、しっかりと声を出していかないといけないんですね。

ただ、レッサーパンダになったときに、つい興奮して何回かマイクに当たっちゃったことがあって。それと、恥ずかしかったのが深呼吸するシーンがあったんですけど、息を吸ったら、鼻がジュルって言っちゃってNGになったりとか(笑)。けっこう恥ずかしいこともありました。

取材・文:THEATER GIRL編集部

インタビュー後編はこちら

公演概要

『私ときどきレッサーパンダ』

ディズニープラスにて、独占配信中

公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/lesserpanda.html

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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