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古屋敬多(Lead)、桜井玲香ら出演。ミュージカル『FLOWER DRUM SONG』稽古場取材会&ダンスナンバーお披露目会レポート!

REPORT

サンフランシスコのチャイナタウンを舞台に、ショービジネス界で生きる人々の“夢”や“愛”を描くミュージカル「FLOWER DRUM SONG」が、 4月23日(土)~30日(土)、東京・大阪で開幕する。本作は、1940~50年代の“ミュージカル黄金時代”に数々の名作を生みだした、ミュージカル音楽の巨匠“ロジャース&ハマースタイン”が手掛けたブロードウェイミュージカルのリバイバル版で、日本国内で初となるプロ上演が実現する。

4日(月)には都内で稽古場取材会&ダンスナンバーお披露目会が行われ、W主演を務めるダンスボーカルユニットLeadの古屋敬多(Lead)と、乃木坂46を卒業し俳優として活躍する桜井玲香、そしてフランク莉奈、砂川脩弥、八十田勇一、彩吹真央、石井一孝らも登壇し、本作をアピールした。

稽古場の雰囲気を問われた古屋は、「まだ稽古が始まって10日ほどですが、1か月分くらいの内容を進んでいるような気がします。短い時間でやっている。1つ1つを真剣にやらないと、追い込まれるというか、おいていかれそうな感じがある。必死に食らいつこうと思いますね」と語る。

石井も「ジェットコースターに乗っているような感じ。ただチームワークがどんどん出来上がっているので、キャストの方々には同じ船に乗る仲間のような信頼感がある。つり橋効果のようにキャスト陣に絆ができてきています」と意気込んだ。

今作で、父親を亡くし中国からサンフランシスコへ渡って来たメイ・リー役を演じる桜井は「役を作ろうとはせず、自分の感情が動いたままに演じれば、メイ・リーという女の子ができると思っている。メイ・リーは、男性の後ろをついて行くような女の子らしい女の子。ただ、普段の私はテテテッと動いていっちゃうところがあるので、もう少し女性らしく役作りをしていきたいと思う」と語った。

コメディの面もみせる本作の見どころについて、八十田は「頑固一徹な父だった石井(一孝)さん演じるワン・チー・ヤンが歌い踊るまでの過程(が見どころ)。なぜこうなってしまったのか、ぜひ注目して欲しい」と絶賛した。

フランク莉奈は「私が演じる役は、クラブのスターであり自由奔放で強い女性。スターを演じるので、大先輩の皆さんの背中を見て、ちゃんとスターになれるよう役作りしたい。本作にはハッピーな楽曲が多く、観ていてとてもワクワクする作品なので、ぜひ楽しんでいただきたい」と意気込んだ。

本作が初の本格ミュージカル出演となる砂川脩弥は「素晴らしい先輩方に囲まれて、僕は精一杯食らいついているところ。稽古で感じたのは、このミュージカルで歌って踊っているところをみて、自然と笑顔になれるということ。観に来てくださる方々のことも笑顔にしていきたい」と語った。

彩吹は「“ロジャース&ハマースタイン”が手掛けたこの作品は、王道のミュージカル。楽曲の素晴らしさはもちろん、古風な部分と新しい演出がミックスし、東洋と西洋の文化を組み合わせたこの作品ならではの魅力をお伝えできたら」と意気込んだ。

桜井は「オリジナル版ができてからかなり時間が経っているので、クラシカルな雰囲気もあるが、今回上演するのはリバイバル版。今回はラブストーリー要素もあれば、社会問題も描いているので、普段舞台を観ない方にも気軽に観てもらえる、分かりやすい作品になっている。オリジナル版のクラシカル感も魅力なので、ぜひ楽しんで観て頂きたい」と意気込んだ。

東洋と西洋の文化が絶妙のバランスで融合し、クラシカルな雰囲気の魅力が際立つ作品として生まれ変わった本作。名曲の数々で送る珠玉の作品を、キャスト自身が生き生きと演じる姿をぜひ劇場で堪能して欲しい。

公演は、4月23日(土)~27日(水)東京・日本青年館にて、4月29日(金)~30日(土)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは発売中。

公式HP (flowerdrumsong.jp)

ダンスナンバーお披露目会写真

撮影:くさかべまき

ストーリー

サンフランシスコのチャイナタウンに住むチャイニーズ・オペラの一座、ワン・チー・ヤン(石井一孝)と息子のワン・ター(古屋敬多)。今日も親子でゴールデン・パール・シアターにたつが観客はまばら。そこへ中国で父親が亡くなり、父親の友人であるチー・ヤンを頼って中国からサンフランシスコにやってきたメイ・リー(桜井玲香)。
人手不足で娘役を演じていたターは、これ幸いとメイ・リーに役を引き継ぐ。ターは、オペラハウスを西洋風のナイトクラブに変えようとしていた。ナイトクラブのショーを観たマダム・リャン(彩吹真央)はゴールデン・パール・シアターをテコ入れし、新たに「クラブ・チャプスイ」として生まれ変わらせる。
「クラブ・チャプスイ」で満を持して上演されるショーの衣裳を全部タダでつくった代わりに主演の座を手にしたハーバード(泰江和明)があまりにも役に合っていなかったのをみたチー・ヤンは自分で舞台の上へ。大成功を収める。メイ・リーは着飾ってターのもとへ行くが、ターは相変わらずナイトクラブのスターであるリンダ・ロウ(フランク莉奈)に夢中。
傷ついたメイ・リーはクラブを抜け出し、フォーチュン・クッキー・ファクトリーで働くことに。そこで出会ったチャオ(砂川脩弥)に「一緒に中国に帰ろう」と愛を告白される。
父親からもらった形見のフラワードラムを売り、旅費の足しにすることを決意する。チー・ヤンの友人チン(八十田勇一)からメイ・リーの居場所をききだし、質屋にフラワードラムが売られたことを知ったターは…。

公演概要

ミュージカル「FLOWER DRUM SONG」

【出演】 古屋敬多(Lead) 桜井玲香/フランク莉奈 砂川脩弥 泰江和明/八十田勇一 彩吹真央/石井一孝 他

【作曲】 リチャード・ロジャース
【作詞】 オスカー・ハマースタイン2世
【脚本】  デビッド・ヘンリー・ファン
【原案】 オスカー・ハマースタイン2世 ジョセフ・フィールズ
【原作】 C.Y. リー

【演出・振付】 上島雪夫

【日時/会場】
2022年4月23日(土)~27日(水) 東京・日本青年館ホール
チケット料金:S席 12,500 円(税込)/A席 8,500円(税込)

2022年4月29日(金)~30日(土) 大阪・森ノ宮ピロティホール
チケット料金:全席指定 12,500 円(税込)

※初日・千穐楽SPカーテンコール:開幕・千穐楽を記念し、キャストよりご挨拶あり

【チケット発売日】一般発売中

【企画・製作】エイベックス・エンタテインメント
【東京公演問合せ】 キョードー東京:0570-550-799 (平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
【大阪公演問合せ】 キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)

【公式HP】 https://flowerdrumsong.jp/
【公式Twitter】 @flowerdrumsong

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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