ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』開幕！「全身全霊でこの作品をお客様にお届けしていきます」

2022.10.07

REPORT

2022年10月6日よりミュージカル「ジャージー・ボーイズ」プレビュー公演が開幕した。

数多の大ヒットナンバーで構成されたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』は、２００４年に世界初演、翌年２００５年にブロードウェイに進出、瞬く間に人気を博し、同年トニー賞作品賞のほか３部門を受賞。２０１４年にはハリウッド映画の名匠クリント・イーストウッド監督による映画化が実現。映画も世界的大ヒットを博し、日本でも高い評価を得た。

日本初演は２０１６年６、７月。演出に日本演劇界の俊英・藤田俊太郎、フランキー・ヴァリ役に中川晃教を迎えた日本人キャスト版が上演されると、計４０回公演が完売。急遽追加公演も行われ、観客からの絶大な支持を得た。

２０２０年７，８月の帝国劇場での公演は新型コロナウイルス感染の拡大により全公演中止となったが、コンサートバージョンの上演に変更され奇跡の復活を果たした。そして今回いよいよ日生劇場に初登場となる。

プレビュー開幕に先立ちキャストから意気込みが述べられた。

チームBLACK　フランキー・ヴァリ役の中川晃教は、「新たな出演者の皆様が加わり、２０１６年の初演キャストとスタッフ皆様と共に創り上げた奇跡の舞台が、どのように進化を遂げるのか。進化することを恐れずに進み続けたいです。２０２０年の帝劇コンサートが本作デビューとなる東さん大山さんは凄まじいスピードで進む稽古に順応して、尊敬するに値するものでした。全身全霊でこの作品をお客様にお届けしていきますので、応援をよろしくお願いします！」と意気込んだ。

チームGREEN　フランキー・ヴァリ役の花村想太は、「チームGREENならではの『ジャージー・ボーイズ』にできていると、自信を持って言えます。最高の時間をお届けできるよう努めます。稽古場での初通しが終わった瞬間の高揚感が本当に凄かったと記憶しております。もっとこの世界に浸りたいと、心から思いました」と熱い思いを述べる。

チームBLACK　トミー・デヴィート役の藤岡正明は、「今回嬉しかったことはシンプルに、久しぶりにジャージーの世界に戻ってこられたことです。大変だったことは、やはりハーモニーの精度を高めることが一番大変だった気がします。！２年分の悔しさと、待っていてくださったお客様への感謝の思いを胸に、最高の『ジャージー・ボーイズ』をお届けいたします！」と意気込む。

チームGREEN　トミー・デヴィート役の尾上右近は、「今回出会った最高の仲間達に感謝し、観に来てくださるお客様に心から楽しんでいただける舞台を自分なりにつとめたいと思っております。稽古初めの頃花村さんに「ええ声してますねぇ」と歌を褒められたことは嬉しかったです。チームGREENは本当に楽しい空気に包まれているので、お客様に楽しんでいただけること間違いなしだと思います！」とチームの良い雰囲気をアピール。

チームBLACK　ボブ・ゴーディオ役の東啓介は、「２年前のコンサートから、やっと本公演ができるという喜びがまずあります。いちばん大変だったことは、やはり4人で作り上げる、ハーモニー。そして嬉しかったことは、２年前には叶わなかった、この４人で舞台上に立てるということがいちばん嬉しかったです」と思いを語る。

チームGREEN　ボブ・ゴーディオ役の有澤樟太郎は、「いい意味でドキドキです。稽古で作り上げてきた関係性、4人の空気感、『ジャージー・ボーイズ』という素晴らしい作品。これを皆様にお届けできるのが楽しみでなりません。これだけは言えることは、『ジャージー・ボーイズ』という作品に出会えたことが一番嬉しいです」と初出演への思いを述べた。

チームGREEN ニック・マッシ役のspiは、「早くお客様にお見せしたいです。1番大変だった事は稽古場に行くために早起きすることです(笑)。1番嬉しかった事はしょうたろう（有澤樟太郎）がキャストに選ばれた事です。作品を見終わる頃には、皆さまの大切な人と時間を過ごしたくなるような、素敵な気持ちになれると思います。ニックの新解釈お楽しみに！」と意気込んだ。