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浦井健治主演。ミュージカル『キングアーサー』稽古場歌唱配信レポート!

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2023年1月12日より新国立劇場 中劇場にて上演されるミュージカル『キングアーサー』。

本作は、数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチア氏が音楽・脚本・歌詞を手掛けたフレンチミュージカルの日本版。日本版の演出を手掛けるのは、『デスノートTHE MUSICAL』韓国プロダクションにて、2015年・2017年に演出捕として携わり、2020年には韓国ミュージカル界最高峰のミュージカルアワードにて演出賞を受賞、今、韓国演劇界で最も注目される新進気鋭の演出家オ・ルピ氏を迎え、クリエイター陣には日本演劇界の錚々たる顔ぶれが集結した。

主人公アーサーを演じるのは、浦井健治。最強の騎士として評されアーサーの敵として立ちはだかるメレアンに、伊礼彼方/加藤和樹、アーサーに忠誠を誓うが恋敵となるランスロットに、太田基裕/平間壮一、アーサーの妻グィネヴィアには小南満佑子/宮澤佐江、アーサーの甥ガウェインに小林亮太、アーサーの兄ケイに東山光明、アーサーに仕え導く魔術師マーリンには石川禅、アーサーの異父姉であるモルガンに安蘭けいほか、多彩なキャストが集結した。

本日、稽古場での生配信にて7曲の歌唱シーンが披露された。今回は、稽古場写真とキャストコメントをお届けする。

コメント

浦井健治

作品のテーマである、選択。
今の世の中、選択することを余儀なくされることも多く、自分自身、日常的に責任をもって行動することと、良いこと悪いことを間違えないように選択することの大切さを今まで以上に感じている日々です。
それでも抗いたい。。というアーサーたちの、運命や選択を超えた想いなどが、時代への願いに変換されて込められているような今作。過去、シェイクスピア歴史劇シリーズに携わっていた時と同じ流れを感じています。王とは、血筋とは。
そして、いつの時代にも通ずる人間の業というものに立ち向かう、純粋なアーサーを演じていきたいと思います!

伊礼彼方

初のフレンチロック。
想像以上に1曲1曲の個性が強く、独特で、どの曲もシングルカット出来るくらい遜色のないクオリティー。数人の作曲家が関わっているのにもかかわらず、良くこれを一本の芝居にまとめたなぁと感心しました。
メレアガンはほとんど台詞がないので音楽の力と殺陣を使って心情を伝えられるように心掛けてます。どこまで伝えられるのかまだ手探りですが、限られた時間の中、色々チャレンジし、役を掘り下げて初日を迎えられるように精進します。
ファンの方やお客さまと年明け早々に会えるのが嬉しいです。
今から待ち遠しい!!!
メインキャスト以外のカンパニーのみんなも一人一人の技量が高く、観ていて毎回惚れ惚れする。彼らが作り出す世界観と僕らの芝居が合わさった時、初めて日本版キングアーサーが生まれます。存分に楽しんでください。
お見逃しなく!!

加藤和樹

日を重ねるごとに形になっていく様子を目の当たりにして、ワクワクしています。ルピナさんの演出は我々をしっかり正しき方向へ導いてくれます。
一つ一つのシーン、それぞれの役の感情が芝居、歌を通してビンビンに伝わってきます。ここから更に良い方向へ進んでいくと思います。ご期待ください。

太田基裕

ランスロット役の太田基裕です。
まだまだこれから稽古を積む段階ですので、
見えていない部分ばかりですが、お客様に楽しんでいただける様に稽古していきたいと思っています。
来年の幕開けに相応しい豪華なエンターテイメント作品になるかと思いますので、ぜひ楽しみにいていただけると幸いです。
元気な姿で劇場でお会いしましょう!

平間壮一

これからの残りの稽古も一生懸命向き合って
初日まで頑張っていこうと思っています。
キングアーサーを好きな人が沢山いる事も
わかって、それぞれの好きポイントも全然違ったりしていて、アーサー伝説の用に
色々な捉え方がある作品だからこそ
自分の軸もしっかりおきつつ
幅広い世代の方に楽しんでいただけるように
がんばっていきます!
劇場でお待ちしております。

小南満佑子

グィネヴィア役の小南満佑子です。
フランス、韓国で上演され、多くの方に愛されている作品に、グィネヴィアとして出演させて頂けること、そして韓国公演の演出をなさったルピナさんの熱いご指導のもと、連日充実したお稽古に大変喜びを感じながら奮闘しております。
人生は選択の連続だと言われますが、そんな重大な選択を迫られた時に、人はどういった感情を持ち、行動するのか。
グィネヴィアの選ぶ道を丁寧に描いていけるよう、全身全霊で挑んで参ります。
2023年の幕開けに相応しい豪華な今作を是非ご期待下さい!

宮澤佐江

グィネヴィア役を演じます、宮澤佐江です。
数年前、この作品の出演のお話を頂いて以来頭の片隅にキングアーサーが常に存在していました。自分の人生のこのタイミングでこの作品に出演できる事、そしてそれを自らが選択した事、絶対に何か意味があると思っています。私にとってこの作品への出演は大きなチャレンジです。日々のお稽古の中でまだまだ自分への課題は山積みですが、必ず自信を持って舞台上でグィネヴィアとして生きます。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと心を一つに日本ならではの『ミュージカルキングアーサー』を創りあげたいと思います。楽しみにしていてください。

小林亮太

台本に書かれた言葉が、稽古で少しずつ具現化されてきました。想像していた以上に、壮大で、華やかで。しかし、アーサーがいたであろう時代を生きようとするのはなかなか難しいです。その中でも、健治さんの生きるアーサーは生命力に溢れていて、とても力強く…日々、掬い上げてもらっています。王の成長を見守る者として、ガウェインの在り方を、残りの稽古期間、模索していきたいと思います。

東山光明

1幕を通し、今は2幕のお稽古真っ只中ですが戦闘シーンなどド派手なナンバーから心に響くナンバーまでエンタメ要素が豊富な作品だと強く思います。登場人物の中ではある意味浮いたキャラのケイですが、これからも真剣に彼の生き様を突き詰めていきたいです。カンパニーウェアも届き、これを着て更に一丸となって初日目指して頑張ります!2023年の新年幕開けとなる『キングアーサー』を大成功させていきますので応援よろしくお願いします!!

石川禅

「ああ、ほら、エクスカリバーを岩から引き抜いた人でしょ?」「あ、円卓の騎士を作った人?」「あれ?、エクスカリバーってRPGの主人公が持てる武器によく出てくるヤツ?」(笑)アーサー王のことを聞かれると、おしまいに「?」マークが付くほど、知らないことばかりでした。未だに実在したかどうか議論される人物なのに、海外ではアーサー王に纏わる映画が40作品以上制作されているそうです。何故そんなに支持されるのか?僕はこの作品に取り組んでその理由が段々わかってきたところです。一緒にアーサーの背負った「運命」を追体験してみませんか?劇場でお待ち申し上げております。

安蘭けい

演出のオ・ルピナさんに明確なビジョンが見えているので、信頼して安心して、いい稽古ができていると思います。モルガン役に関しては、求めらるキャラクターのイメージをいかに自分に落とし込んで演じるかが課題になってくると思います。お客様に楽しんで頂ける作品になるようにカンパニーみんなで頑張ります!

歌唱シーン披露写真

M6 奪われた光 出演:伊礼彼方、アンサンブル

M7 私は誰なのか 出演:浦井健治、石川禅、アンサンブル

M15 報いを受けなさい 出演:浦井健治、小南満佑子、安蘭けい、アンサンブル

M19 約束 出演:浦井健治、平間壮一、宮澤佐江、小林亮太、アンサンブル

M26 アーサーの誓い 出演:浦井健治、太田基裕、小林亮太、東山光明、石川禅、アンサンブル

M27 愛じゃないみたいに 出演:太田基裕、小南満佑子

M28 誓いなさい 出演:加藤和樹、安蘭けい、アンサンブル

稽古場風景

撮影:田中亜紀

公演概要

ミュージカル『キングアーサー』

2023年1月12日(木)~2月5日(日)
新国立劇場 中劇場

日本版台本・演出:オ・ルピナ

アーサー:浦井健治
メレアガン:伊礼彼方/加藤和樹 (Wキャスト/五十音順)
ランスロット:太田基裕/平間壮一 (Wキャスト/五十音順)
グィネヴィア:小南満佑子/宮澤佐江 (Wキャスト/五十音順)
ガウェイン:小林亮太
ケイ:東山光明
マーリン:石川禅
モルガン:安蘭けい

ほか

公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/kingarthur2023/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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