松平健・コロッケ・久本雅美・檀れいら出演。『大逆転！戦国武将誉賑』開幕！「本当に楽しい舞台になったと思っております」

2025.09.23

REPORT

2025 年 9 月20日（土）から10月19日（日）まで明治座にて、『大逆転！戦国武将誉賑』が上演される。

2023 年3月に大好評を博した『大逆転！大江戸桜誉賑』に続く、大逆転シリーズ待望の新作『大逆転！戦国武将誉賑』。

松平健・コロッケ・久本雅美・檀れい、日本のエンターテインメント界を代表する4座長と、近年は独自の世界観で数々の時代劇を手掛ける細川徹による再びのタッグが実現した。

新作『大逆転！戦国武将誉賑』では、戦国時代を舞台に、松平健演じる織田信長と檀れい演じる妻のお濃、コロッケ演じる豊臣秀吉と久本雅美演じる妻のねね…戦国時代を象徴する2人の武将とその妻たち、そして個性豊かな武将たちが “笑いあり！涙あり！サンバあり！何でもあり！なエンターテインメント時代劇”を届ける。

今回は、合同取材会のレポートと舞台写真をお届けする。

合同取材会レポート

松平｢本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。今回は２年ぶりにこの４人とまた新たに新メンバーが加わりまして、戦国時代を舞台に作品をお届けしております。本当に楽しい舞台になったと思っておりまして、今日もお客様に大変喜んでいただけたようでこんなに嬉しいことはございません。とにかくみんなで楽しい作品を最後までお見せしたいと思います。よろしくお願いいたします｣

檀「本日はお忙しい中ありがとうございます。２年ぶりに松平健さん、コロッケさん、久本雅美さんとご一緒できることが本当に嬉しいです。そして今回、新たなメンバーが加わり、更にパワーアップしてこの大逆転シリーズが帰ってきたんじゃないかと思っています。本日初日を迎えて思ったことは、やはりお客様もこの大逆転シリーズを待っててくれたんだなということでした。お客様からの拍手がとても温かく、熱気を感じながらお芝居をさせていただきました。１１月の大千穐楽までみんなで元気に、多くのお客様に楽しいお芝居をお届けできたらと思っています。ありがとうございました」

コロッケ「本日は皆さんお集まりいただきありがとうございます。また、この４人で舞台に立てること、そして新しい仲間が加わって作品をお届けできることがとても有難いと思っております。私の場合は、モノマネでずっとお仕事をさせていただくことが多かったので、ちゃんとお芝居をしながらモノマネをするという少しわけのわからなくなりそうな部分も（脚本・演出の）細川さんがしっかりまとめてくださいました。色々な形でこれからも皆さんに喜んでいただけるエンタメをお届けしていけると思うので、まだまだこれからも頑張ります。ただ、今回は松平さんと檀さんにロボットのモノマネをとられてしまいました！（会場笑い）これは本当に観る価値がありますので、是非観に来てほしいです。松平さんは稽古場からお上手で、檀さんも日を重ねるごとにどんどん上達されております！そんな見どころもありつつ、皆さんに喜んでいただけるエンタメをこの明治座からお届けしますので、ぜひよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」

久本「皆さん、お忙しいところ本当にありがとうございます。私も本当にこの４人の皆さんとご一緒させていただいて、新メンバーも加わり更にパワーアップしてお届けできること感謝の思いでいっぱいでございます。私はどの場面も好きで、どの場面も１つ１つが綺麗で面白いですし、本当に見応えがあるなと思っています。私自身も袖幕から離れ難くなるほど見入ってしまい、誰が欠けてもダメなんだなとこの舞台を通して実感させていただいております。本当に大好きなキャストの皆さんと舞台に立てることが喜びですし、最後までみんなで無事故で一致団結して素晴らしいエンターテインメントの世界をお届けできるように頑張っていきます。ありがとうございました」

立花「本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。僕と赤澤くんは今回初参加させていただくのですが、今この瞬間もこの４人のお隣にいさせてもらうことが大変光栄だと思っています。本日初日の幕が開いてお客様の素敵な笑顔と喜んでくださる姿を見て、僕もとても幸せな気持ちになりました。まだまだ公演は続きますので、最後まで僕自身もいろんな方に楽しんでいただけるエンターテインメントを考え楽しみつつ、先輩方の胸を借りながら頑張っていきたいと思います。最後まで応援していただければ嬉しいです。本日はありがとうございました」

赤澤「赤澤遼太郎です。本日はお集まりくださり誠にありがとうございました。幼少期からテレビなど色々な作品で見ていた方々とこうやって同じ板の上でお芝居できることが本当に幸せだと思っております。個人的に小学校の運動会で「マツケンサンバ」を踊っていたので、まさか大人になって舞台で一緒に踊らせていただけるというのは信じられず…。本当に今もまだ夢心地です！このとびきり贅沢なエンターテインメントを１人でも多くの方にお届けできるよう精一杯作品を盛り上げていきたいと思います。どうかご声援の程よろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました」

(皆様へ)今回の『大逆転！戦国武将誉賑』は『大逆転！大江戸桜誉賑』からどうパワーアップしていますか？

松平「今回は織田信長役ということで信長らしくとても活発的で、動きの多い役どころになっていると思います。前回公演よりもちょっと疲れることもありますけれども、頑張って演じていきたいと思います。作品全体としては前回よりも笑いの要素も盛り沢山ですし、本当に楽しい舞台になっていると思います。場面それぞれに見どころ満載ですし、笑う箇所もたくさん散りばめられています。特に、最初と最後の場面はそれぞれ違った綺麗さがあり、とても印象的な場面になっていると思います」

檀「２年前も細川さんがそれぞれに当て書きされていたと思うのですが、みんなで手探りで作っていたように思います。一方今回は、それぞれの特徴を更に生かして本を書かれているなと思いました。台本を読みながら「松平健さんがロボットをする？！」ととても面白く大笑いしてしましました。台本からもそれぞれの特徴の良さやこうしたらより面白くなるんだろうなというのが感じられたので、よりパワーアップしていることを感じました。演じる私としては、２年前よりもしんどいです（笑い）。今日も公演が終わり楽屋へ戻ると「もう立ち上がれない！」と思うくらいエネルギーを使いました。でもその分、お客様に大いに楽しんで笑っていただけたらいいなと思っています」

コロッケ「冷静に考えると歴史を全部ひっくり返して、最後には織田信長がマツケンサンバを踊るという…。これはどう考えても凄いことだと思っています。でも、マツケンサンバを豊臣秀吉、ねね、お濃もみんなで踊っていると、もしかしたら昔も宴ではこんな光景があったのではないか…と想像もできる気がします。歴史上の人物なので皆さんの中で固定概念のようにその人物のイメージもあるかと思いますが、本当はこんなに楽しい人たちだったのかも…？と妄想していただきたいです。こんな作品だからこそ、前回よりもお子様から年配の方まで皆さんで楽しんでいただける演目になっていると思います。ストーリー展開から殺陣までこんなにスピード感のある舞台はないんじゃないかと思っていて、自慢したくなるところばかりの作品です！」

久本「私は何よりオープニングで松平健さんが走る馬に乗って登場し、殺陣をするというのを見た時に鳥肌が立ちました！この姿を見たときにすぐさま(松平健さんに)駆け寄って「めちゃくちゃかっこいいです！」と叫んでしまいました！松平健さんの真骨頂を見せていただきました。また、殺陣のシーンも思わず声が出てしまうほど迫力満点でテンポ感良く見応えがあり、ワンシーンがどれも本当に見逃せないなと思います。そして、初参加の立花さん、赤澤さんのかっこよさも本当に素敵だなと思っていて、特に立花くんとはご一緒するシーンも多いのでとても幸せだなと思っています！」

(立花さん、赤澤さんへ)豪華メンバーの中で演じられていかがですか？

立花「最初、稽古場に入った時は緊張した部分もあったのですが、本当に皆さん優しくて…。ここはこう演じた方がいいんじゃないかという風にさり気なくアドバイスを下さり、アドバイスを取り入れながら完成していったりしました。
僕は久本さんとご一緒する場面が多いのですが、付いていくだけといいますか、本当に信頼させていただいているので、幸せですね！」

久本「ありがとうございます。こちらこそ幸せです！」

立花「本当にこの素敵な４人だからこその現場の雰囲気というものがあって、とても平和でみんなが安心していられて、笑える空間ができているんだなとつくづく実感しています。本当にありがとうございます」

赤澤「本当に稽古場からたくさん勉強させていただいたことがあり、支えていただいたことは勿論なのですが…。また違う部分でびっくりしたのは稽古場での差し入れに驚きました！毎日、和洋問わず豪華な差し入れをいただきまして、立花くんとケータリングが届くとすぐに取りに行ったりしていました。お芝居にくわえ、座長陣の細かいお心遣いを日々感じて、人間力の部分でもたくさん勉強させていただいた稽古期間でございました。ここから本番中もたくさん勉強させていただきたいなと思います」

(松平さんへ)本作は大逆転シリーズ２作目ですが、今後シリーズ化する可能性もありますか？また、どんな時代の作品をやりたいですか？

松平「是非、やりたいですね！でも皆さんお忙しいから、なかなかスケジュールを合わせるもの大変だと思いますが…」

久本「お忙しいのは松平さんこそですよ！」

コロッケ「色々なところでコラボもされてますしね！」

松平「時代設定はそうですね…。過去は江戸時代、戦国時代と題材にしたので未来も…あるかもしれないですね」

コロッケ「松平さんはどんな格好でもお似合いになるし、お歌も歌えますから、何でもできちゃいますね！ミュージカルとかもできそうですね！」

久本「松平さんは本当に面白い方で、稽古場でも本番ではやらないでくださいと言われながらもどんどん面白いことをなさるんですよ。例えば、最初の場面で私がお化けになった松平さんに気がつかない場面があるのですが「可愛いよ、綺麗だよ」と本音をたくさん言ってくれるんですよ（会場笑い）」

(檀さんへ)このシリーズの作品に入るまでモノマネなどをやるとは思っていましたか？

檀「前回公演で初めて皆さんの前でモノマネをしたので、今回もあるのかな…とドキドキはありました。ただ前回は動物の鳴き真似だったりをしたので、まさか今回は人のモノマネをするとはという驚きでした。細川さんとお話させていただいた際に「前回と同じことをやるのはつまらないから、今回は人間のモノマネをやってください。」とお題をいただきました。コロッケさんにご相談させていただき、コロッケさんがモノマネをしているところを撮らせていただき練習させていただきました」

コロッケ「いや、役に立っていないですよね（笑）」

檀「そんなことないです！ありがとうございます」

コロッケ「いえいえ、ありがとうございます。とても勉強熱心で、有難い気持ちです」

最後に、松平健さんからご来場いただくお客様へメッセージをお願いします。

松平｢今回はこうして２年ぶりに集まったメンバー、そして、新しく加わったメンバーと前回の大江戸かーにばる以上にスケールアップ、パワーアップして作品をお届けできると思います。たくさんのお客様に観に来ていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします｣