高橋惠子主演。舞台「黄昏」東京公演が開幕! 舞台写真が到着
2022年6月21日(火)より東京・紀伊國屋ホールにて舞台「黄昏」が開幕した。
本作は、円熟の老夫婦とその家族の、美しい湖畔でのひと夏の日々と心の交流を、穏やかでやさしい時間の流れと共に描いた、アーネスト・トンプソンによる戯曲。
1978 年にアメリカ・ニューヨークで初演。1981 年にはヘンリー・フォンダ、ジェー
ン・フォンダ、キャサリン・ヘプバーン、の共演で映画化され絶賛を受け、翌年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞などの数多くの部門を受賞した。以来世界20 か国以上で上演され続ける、不朽不滅の名作だ。
物語の舞台は、アメリカ・メイン州、美しい湖ゴールデン・ポンドの岸辺。ひと夏をこの湖畔の別荘で過ごすためにやってきた老夫婦、ノーマンとエセルのもとへ、長年疎遠だった娘が13 歳になる息子と恋人を連れて訪れる。老夫婦と13 歳の少年が美しい自然の中で過ごす日々、父娘の確執と歩み寄り、ゆっくりと…けれど確かに忍び寄る老い――。今だからこそ改めて感じたい、“家族の絆”を探す物語。
主演に高橋惠子、共演に瀬奈じゅん、松村雄基、石橋徹郎、林 蓮音、石田圭祐と実力派キャストが揃った。
今回は、公演の舞台写真をお届けする。なお、6月21日(火)14時公演終演後には音楽・藤原道山氏と高橋惠子、瀬奈じゅんのライブ&トークショーが開催される。
舞台写真
撮影:岡千里
あらすじ
アメリカ・メイン州。美しい湖ゴールデン・ポンドの岸部にたたずむ、ノーマンとエセルの老夫婦の別荘。
長い年月を経て、豊かに年輪を重ね、住みこなされたリビングルームには家族の歴史を物語る品々が並んでいる。窓の向こうに広がる大きな湖には、太陽が反射してキラキラと輝いている。
七十九歳のノーマンは、短気ではあるがユーモアにあふれ、堂々として洗練された物腰。年下の妻エセルは伸びやかなエネルギーに満ちた女性で、これ以上ないほど分かりあう存在の夫婦だ。
五月、ノーマンとエセルが別荘へやってくる。ゴールデン・ポンドで過ごす、四十八回目の夏だ。
しばらく使われていなかったためガタがきた網戸、夏の隣人たちについての噂話、郵便配達員 チャーリーとの懐かしい会話。そしてノーマンの、死を皮肉めかしたジョークの数々――。静かに、けれど確実に忍び寄る老いを意識しながらも、愛する夫を暖かく爽やかに受け止めるエセル。
七月、ノーマンの誕生日に、娘のチェルシーが恋人のビル、息子のビリーを連れて別荘にやってくる。
かつての確執からノーマンと疎遠になりがちだったチェルシーは、じつに八年ぶりにゴールデン・ポンドを訪れたのだ。
父の体調を気遣いながらも素直に表せない娘と、会えた嬉しさとは裏腹にあまのじゃくな受け答えをしてしまう父。父と恋人とのあいだ に漂うぎこちなさ。十三歳になるビリーは、自然豊かな田舎の別荘と湖に目を輝かせる。
様々な感情が交錯する中、チェルシーが、ビルとのヨーロッパ旅行のあいだ、ビリーを預かってほしいと言ってくる。
ノーマンは渋るがエセルに後押しされ、老夫婦と少年の、湖畔での日々が始まる。
公演概要
「黄昏」
作:アーネスト・トンプソン
翻訳:青井陽治
演出:鵜山 仁
音楽:藤原道山
出演:高橋惠子/瀬奈じゅん 松村雄基/石橋徹郎 林 蓮音(Jr.SP/ジャニーズJr.)/石田圭祐
【プレビュー公演】
2022年6月4日(土) 13:00開演
江東区文化センター ホール
※公演終了
【東京公演】
2022年6月21日(火)~26日(日)
紀伊國屋ホール
【大阪公演】
2022年6月8日(水) 14:00開演 ・ 9日(木) 14:00開演
枚方市総合文化芸術センター 関西医大 小ホール
【兵庫公演】
2022年6月11日(土) 13:00開演 ・ 12日(日) 13:00開演
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【石川公演】
2022年6月14日(火) 14:00開演 ・ 15日(水) 14:00開演
北國新聞赤羽ホール
【愛知公演】
2022年6月18日(土) 14:00開演 ・ 19日(日) 12:00開演
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
【長野公演】
2022年7月9日(土) 13:00開演
長野市芸術館 メインホール
企画・製作:シーエイティプロデュース
公式サイト:https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2022/tasogare_2022/index.html