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柿澤勇人インタビュー『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』「思い入れのある作品で、もう一度初心にかえりたい」(後編)

INTERVIEW

『キャッツ』や『オペラ座の怪人』で知られる音楽家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『アラジン』『美女と野獣』などを手掛けた作詞家ティム・ライスが、20代前半でタッグを組み生み出した、センセーショナルな・ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』。2019年に全幕を英語歌唱のコンサート版として上演された本作が、7月12日より再演されることが決定しました。

イエス・キリストが十字架にかけられるまでの最期の7日間を描く物語において、イエスを熱狂的に支持ずる弟子・シモンに抜擢されたのは、ミュージカルはもちろん、ストレートプレイや映像作品でも存在感を発揮している実力派俳優「柿澤 勇人(かきざわ・はやと)」さん。

インタビュー後編となる今回語っていただいたのは、本作の役柄への思いや、コロナ禍で海外キャストと公演を行えることなどについて。最近の柿澤さん流ジンクスについてもうかがっていますので、お楽しみに。

インタビュー前編はこちら

ヘロデ王とシモン、それぞれの役柄の魅力とは

――昨年8月に出演されたミュージカル・ナンバーのコンサート「THE MUSICAL BOX~Welcome to my home~」において、柿澤さんは『キャッツ』の楽曲から『ジーザス……』の「King Herod’s Song(ヘロデ王の歌)」までのメドレーを披露されていましたが、この時にヘロデ王のナンバーを選ばれたのは、どういった理由からだったのでしょうか?

ヘロデという役はとても難しくて、同時にとても面白い役でもあると思っているんです。あの時にこの曲をやらせてもらったのは、自分で自由に選曲していいということだったので、それなら遊びたいなという気持ちがあって。僕は王道の曲ももちろん大好きですけど、せっかくミュージカルの曲をやるんだから、なにか芝居として楽しめる曲もいっしょに組み込みたいなと考えた時に、思い浮かんだのがあの曲だったんです。

『キャッツ』の曲も、『ジーザス……』の曲も、研究生の頃にずっと遊びながら練習をしていたんです 。その中でもヘロデは、最後のほうで出てきてあの1曲で注目をかっさらって終わるので、ずっといいなぁ、おいしいなぁって思っていたんですよ(笑)。ずっと劇団四季に所属していたなら、いつかヘロデ役はやりたかったですね。歌っていてすごく楽しかったです。

――実は、今回柿澤さんが『ジーザス……』のコンサートに出演されると聞いた時に、もしやヘロデ役ではと思っていたんですが……。

あぁ!(笑)でも、うーん。日本語でやるのと、英語でやるのでは、僕の中でちょっと感覚がちがっていて。日本語でだったら、もっとやってみたい気持ちがあったかもしれません。完全に英語でヘロデをやるとなると、割と……いや相当しゃべれないと難しいと思いますね。もう、完全に芝居歌なので。

だから、今回はシモンのほうがいいなって気持ちです。研究生の時に何度かあった試験で、僕、 毎回シモンの歌を歌ったんです。試験の曲は自分で選ぶことになっていて、それがアピールの場でもあったんですけど、19歳と若かったこともあって、シモンが一番やりたかったんですよね。四季の中でもシモンは、役付きの登竜門みたいなところがありましたし。シモンの曲は劇中でもかなりガッツリ盛り上がる曲なので、キャラ的にシモンのほうがいいかなという感覚もあります(笑)。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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