亀梨和也主演。『迷子の時間』 -『語る室』2020-全キャスト&メインビジュアル解禁!
2020年11月に東京・PARCO劇場、12月に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される『迷子の時間』 -「語る室」2020-の全キャストとメインビジュアルが解禁となった。
本作は、作・演出家の前川知大が、2015年に自身が主宰する劇団イキウメで上演された「語る室」をベースに、『抜け穴の会議室』以来10年ぶりの登場となるPARCO劇場のオープニング・シリーズに相応しい2020年版として新たに贈られる一作。
深遠さを増した独自のSF 的な世界観から、今を生きる意味を私たちに問いかけてくる、まさに前川ワールドの 真骨頂といえる作品を、15年の蜷川幸雄演出の音楽劇『靑い種子は太陽のなかにある』以来、5年ぶりの舞台出演となる亀梨和也とのタッグで届けられる。
主演の失踪した子供の叔父で奇妙な幻覚に悩む警察官を、ストレートプレイ初となる亀梨和也。そして、警察官の姉で、失踪した息子の母親役を、映画、ドラマ、舞台と多くの作品に出演し、18年の現代能楽集Ⅸ『竹取』以来2年ぶりの舞台出演となる実力派女優 貫地谷しほりが務める。
さらに、父の死を知り実家を目指すヒッチハイカーを、時代劇からコメディーまで幅広いジャンルで活躍する浅利陽介、帰ることのできない未来人を、『恐るべき子供たち』や『ねじまき鳥クロニクル』で好演し、目覚ましい活躍を見せる松岡広大、奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師を、平田オリザや松井周演出作品に多く出演する古屋隆太、浅利演じるヒッチハイカーの妹で遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘を、舞台を中心に活躍の幅を広げている劇団モダンスイマーズ所属の生越千晴、そして、幼稚園送迎バスの運転手で失踪した弟の帰りを待ち続ける兄を、様々な作品で印象を残し続ける忍成修吾が演じる。
さらに、本公演は配信も決定。詳細は後日、公式ホームページにて案内されるとのこと。
あらすじ
田舎町、ある秋の日の夕方。
人気のない山道で、一人の園児と幼稚園送迎バスの運転手が姿を消した。
バスはエンジンがかかったままで、争った跡はなかった。
手掛かりはほとんどなく、五年経った今も二人の行方は分からないままだ。
消えた子供の母、その弟で最初に現場に駆けつけた警察官、消えたバス運転手の兄。
それぞれが思いを抱えながら向かえた五年目のある日、三人が出会った人たち……
奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師、
帰ることのできない未来人、
父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー、
遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘。
彼らを通じて、奇妙な事件の全貌が見えてくる。
公演概要
『迷子の時間』 -『語る室』2020-
【東京公演】
公演期間:2020年11月7日(土)~11月29日(日)
会場:PARCO劇場
【大阪公演】
公演期間:2020年12月8日(火)~12月13日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ
作・演出:前川知大
出演:
亀梨和也
貫地谷しほり 浅利陽介 松岡広大 古屋隆太 生越千晴 忍成修吾
企画・製作:パルコ
公式サイト:https://stage.parco.jp/program/maigonojikan