堂本光一作・構成・演出・主演。『Endless SHOCK』、『Endless SHOCK -Eternal-』開幕！「お客様の前で演じられることがとても幸せなこと」

2023.04.11

REPORT

2023年4月9日より帝国劇場にて『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』が開幕した。

KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出を務める『Endless SHOCK』本編、『Endless SHOCK -Eternal-』が世界でも類を見ない2作同時上演を行う。帝国劇場における本編上演は3年ぶりで、同じ劇場、同じキャストで舞台セットの異なる2つの物語を同時に演じる。

ライバル役として昨年に続き Sexy Zoneの佐藤勝利、Kis-My-Ft2の北山宏光が出演するほか、ふぉ～ゆ～の越岡裕貴・松崎祐介、高田翔、原嘉孝、ジャニーズJr.の深田竜生・阿達慶、石川直、前田美波里、島田歌穂らが出演。そして乃木坂46の中村麗乃が新たにカンパニーに参加する。

今回は堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が登壇した囲み取材の様子と舞台写真をお届けする。

初日を終えた感想を聞かれると、堂本は「皆さんが本当にこの作品をよくしようという、士気の高い中で一緒にやれることが僕としてはとても嬉しいことです。そしてこうやって、お客様の前で演じられることがとても幸せなことです。いつも通り1つ1つの公演を大事にやっていきたいと思います」と語った。

続いて佐藤は「去年出演した経験が、僕を強くしてくれたとすごく感じています。二作同時上演という大変な舞台ですが、この1ヶ月間でどれだけ強くなれるのか、僕自身も楽しみです」と、中村は「私は初めてこの作品に参加させていただきます。皆様に愛されている作品ですので、その分いろんな思いが詰まっていると思います。精一杯頑張っていこうと思っております」と述べた。

越岡は「『SHOCK』には10年以上携わらせていただいています。二作同時上演ということで、光一くんが何を言い出すのかという気持ちでいっぱいでしたが（笑）チャレンジを続けられている先輩の背中を見て、今年も気を引き締めて新鮮な気持ちでがんばります」と話した。

松崎は「ついに『SHOCK』の季節がやってきたという感じです。帝国劇場での公演が当たり前になってますけど、当たり前ではありませんからね。僕がこの作品に出会ったのは19歳ですが、今年で36歳です。まだまだ光一さんの背中を追っかけたいと思います」と話すと、堂本が「松が僕をのぞいて 1番出演回数が多いんですけど、それを昨日、再生回数がって言っていて」と突っ込み、松崎は「何を言ってるんでしょうね、この通りですどうぞ（笑）」と返して笑いを誘った。

続いて前田は「3年間、コロナ禍の時代に辞めることなく『-Eternal-』を演じてまいりました。そして待ちに待った本編が上演できる幸せを、本当に噛みしめています」と話した。

島田は「昨年の博多公演から、作品に参加いたしました。プレッシャーでいっぱいだったんですが、光一さんを初め最高のチームワークの皆様と演じさせていただきました。今回は本拠地の帝劇で、またこの舞台に立たせていただけて、感謝でいっぱいです」と、北山は「僕が最初に出演したのは去年の博多からですが、帝劇で演じることに、本当に感謝しています。1ヶ月間は待ちの状態ですが、モチベーションを保ちながら、地下で僕も稽古していきます」とそれぞれ語った。

今回、マスクなしでのフライングを行った感想を聞かれると、堂本は「毎回感じることですけど、この作品を愛してくださっているなと感じます。それに僕も応えていかなければという思いで20年以上やってきました。その思いは変わりません。何よりもお客様、そしてスタッフや共演者の皆さんに支えていただいて、演じている感覚です」と話した。

舞台でのハプニングについて聞かれると「セリフをぶっ飛ばしたところがあったんですが、それを勝利が何食わぬ顔をして続けてくれました」と明かし、佐藤は「それがショウ・マスト・ゴー・オンですから」と答えた。そんな佐藤について堂本は「すごく堂々としてくれているし、稽古の時から常に100パーセントの力で演じてくれています。自分の引き出しをたくさん増やしていくということを、自らやってくれていて。本当にすごく成長したなと思います」と話した。

それに対して佐藤は「去年はすごく自信がなかったので、今回も大丈夫か不安で光一くんに電話しました。光一くんに『絶対大丈夫だよ、勝利だったらできるよ』と言われて、すごく嬉しかったですね。その言葉をいただいてスイッチが変わりました。光一くんが信じてくれているから、やれてる姿を見せなきゃなと思っています」と語った。

北山は「勝利と同時に順番に稽古することがあって、俯瞰して見続けることが初めてだったので、こういう台本の見方をするんだとか、成長を間近で感じていて。負けてられないな、もっと自分の引き出しとして色んなものを出せたらいいなと思っています」と話した。

会見当日は堂本光一の相方である堂本剛の誕生日。報道陣が話題に出すと「スタッフに頼んで、あるものをちょっと届けてほしいと話をした」と明かした。共演者から何をあげたのかと聞かれると、「機会があれば剛くんに聞いていただければ（笑）おめでとうございます」と返した。

最後に楽しみにしてくださるお客様へのメッセージとして「昨日初日を開けたはずですが、まだ全ての初日を開けていないというのはすごく変な感覚です。その中でも毎日が新鮮に感じられると思いますし、素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと共に全てを共有して、2ヶ月という旅に出られることを嬉しく思っております。何よりもお客様、楽しみにしてくださる皆さんに、この作品をしっかり届けられるように毎日歩んでいきたいです。ぜひ、劇場で楽しんでいただけたらと思っております」と締めくくり、会見は終了した。