櫻井圭登×杉江大志インタビュー 本能バースト演劇「sweet pool」「生々しさがないと、この作品の伝えたいことが伝わらない」（前編）
2022年3月12日（土）から天王洲 銀河劇場にて、本能バースト演劇「sweet pool」が上演されます。
本作は、Nitro+CHiRALのボーイズラブゲーム「sweet pool」を舞台化した作品。演出を中屋敷法仁さんが務め、主人公・崎山蓉司役を櫻井圭登さんが演じ、共演者に砂川脩弥さん、杉江大志さん、宇野結也さん、若杉宏二さん、村田 充さんなど多彩な出演者が揃います。
THEATER GIRLでは、崎山蓉司役の櫻井圭登さんと三田 睦役の杉江大志さんにインタビューを敢行。インタビュー前編となる今回は、お互いにリスペクトしている部分や役柄の印象についてたっぷりと語っていただきました。
一緒に飛び込みたいという気持ちでいっぱい
――改めて、本作への出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか？
杉江：すごい作品だよっていうのは聞いていたんですけど、実際、舞台化が発表されたときに、作品ファンの方がすごくいらっしゃるのを感じました。これだけファンの方がいるからすごいんだろうなというふんわりとした感想を抱いたまま、ビジュアル撮影まで行きまして。そのときに概要を詳しく聞いて、驚愕しつつも楽しみになりました。
櫻井：僕も、ホームページやビジュアルを見ていたのですがゲームならではのスチル絵を見たときに、この描写どうするんだろうと（笑）。でも、それを舞台化するという決意や思いをすごく感じたので、一緒に飛び込みたいという気持ちでいっぱいでしたね。
――お二人とも最初はどのように舞台化されるか全くイメージがつかなかったんですね。
櫻井：そうですね。最初は全くイメージがつかなかったんですけど、今は稽古でだんだんと見えてきました。
杉江：意外とちゃんとやるんだねって。
櫻井：そうだね（笑）。でも他じゃ絶対見られないことをしているから、役者としてもすごく刺激的な毎日です。
――櫻井さんはゲームもプレイされたとのことですが、稽古までに役柄をある程度落とし込んで臨まれたのでしょうか？
櫻井：そうですね。でも、周りの役者さんから受け取るものが大事だと思っているので、今はそれを一つひとつ積み上げていってる感じがします。だから毎日の稽古が本当に有意義ですね。
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