須賀健太が演出初挑戦。劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演開幕!「見どころは“全部”です」
2023年8月19日(土)より、品川プリンスホテル ステラボールにて、劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演が開幕した。
集英社「週刊少年ジャンプ」にて2020年7月まで連載されていた古舘春一による大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」を舞台化し、2015年から2021年まで、演劇として様々な挑戦に取り組んで熱狂を巻き起こしたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」から約2年―。ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」で初演~″最強の場所(チーム)″まで主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎えて発足した新カンパニー『劇団「ハイキュー!!」』の旗揚げ公演が、本日「ハイキュー!!の日」(8月19日)に開幕した。
主人公・日向翔陽役の加藤憲史郎、影山飛雄役に若林星弥、及川 徹役の藤林泰也をはじめとした勢いに乗る若手俳優が結集し、仲間と繋ぐ絆とボール、高校生たちの熱い青春…演出初挑戦となる須賀健太が生み出す新しい「ハイキュー‼」の世界に期待してほしい。
コメント
日向翔陽役 加藤憲史郎
稽古は、一日一日が新しい発見だったり学びを得られる楽しい場所で、今日までがすごく早く感じました。
劇団「ハイキュー!!」ということで常にみんながステージにいるので“劇団感“があると思いますし、高校の部活という感覚が凄く表れていると思いますので、自分の青春を思い出せる楽しいところがこの作品の魅力だと思います。
今回演出を務める須賀(健太)さんがもともと日向をやられていたということもあって、こういうスタンスだと色んな表現がしやすいとかをたくさん教えていただいて、須賀さんには頭が上がらないです
稽古の際フライングレシーブという動きができなくて毎日やっていたのでそこが大変だったんですけど、稽古場で稽古を終えた後キャストの中で誰の足が一番臭いかというコンテストを開いて…(笑)みんなで和気あいあいと楽しく過ごしました。
影山飛雄役 若林星弥
自分が影山と似ているところは、一点集中で他のことが手につかなくなるタイプなので、まっすぐなところだと思います。
稽古中、台詞を言いながらカウントをとるというのがすごく難しくて、体に馴染ませるのに苦労しました。演出家の須賀(健太)さんは、いち俳優さんとしてすごく寄り添ってくださって、基礎からのノウハウだったり、舞台の軸となることをいちから教えていただいたので頭が上がらないです。
初舞台で初稽古だったんですけど、部活みたいな感じですごく楽しくできたので、楽しく学びある稽古をさせていただきました。
どの年代の方が見ても、学生の頃を思い出せたり、リアルな年代の方が見ても青春を感じて楽しんでいただける魅力がある作品だと思います。
及川 徹役 藤林泰也
須賀(健太)さんは、実はオーディションの時は少し怖いと思っていました。演出家さんに見られるよりも、俳優さんだからこそ厳しい目で見られるのかも…と緊張しましたが、実際の須賀さんは想像の何十倍も優しい方でした。僕たちが個々に思い描いたキャラクター像を尊重してくださって、それだったらこうしたほうがいいよ、と経験があるからこその的確なアドバイスをしてくださる方です。だからこそ、新しく生まれ変わった劇団「ハイキュー!!」の世界観がそこにあるんじゃないかな、と思うので、楽しみにしていただけたらと思います。
僕は、劇団「ハイキュー!!」という名前が好きです。初めて聞いたときは泥臭いな、と思ったのですが、その名前がしっくりくるようなものになっている、いい意味で泥臭くてみんな情熱があって、熱量がある作品になっているので、そこを観に来ていただければと思います。
[演出] 須賀健太
演出のお話をいただいたのは1年位前ですが、今までのハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」で日向翔陽を演じていたからこそいただけたお仕事だと思うので、似たような演出をするということではなく、しっかりと僕たちがつないできたバトンを渡すことで彼らが継いでくれる何かがあって、また、彼らしかできない何かがあって、その両方の側面を一つの作品に落とし込めるのがベストだなと思っていたので、そこを目指してスタッフの皆さんと一緒に作らせていただきました。
「週刊少年ジャンプ」に連載されていたバレーボールの漫画ということで、必殺技があるような派手そうなイメージを持つ方もいると思いますが、宮城の田舎にある烏野高校にいろいろな思いをもって集まってきた仲間たちがバレーボールを通じて交流し、各々が成長していくという、すごく共感できる人間ドラマが散りばめられているところが「ハイキュー!!」の魅力だと思っています。
見どころは“全部”です!僕の好きな原作の「ハイキュー!!」と、僕が体験させていただいた演劇の「ハイキュー!!」を含めて、やりたいこととか、見せたいものを散りばめた作品になっていると思います。
個人的には、開演の瞬間は一番思い入れが強くて、このお話をいただい瞬間に思いついたシーンなので、ぜひ開演前の時間から注目してほしいです。
舞台写真
撮影:高橋利行
ストーリー
幼い頃に見た〝小さな巨人〟に魅せられ、バレーボールを始めた少年・日向翔陽。
やっとの思いで出場した中学最初で最後の公式戦で「コート上の王様」の異名をとる天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。
リベンジを誓い烏野高校排球部の門を叩いた日向だが、何とそこには憎きライバル、影山の姿が…!?
バレーボール 排球
コート中央のネットを挟んで 2チームでボールを打ち合う
ボールを落としてはいけない 持ってもいけない
3度のボレーで攻撃へと〝繋ぐ〟球技である
仲間と繋いだ先に見える景色は!?
公演概要
劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演
【原 作】 古舘春一 「ハイキュー!!」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
【演 出】 須賀健太
【脚 本】 伊藤マサミ
【音 楽】 和田俊輔
【出 演】 加藤憲史郎 若林星弥/灰塚宗史 吉野俊矢 熊沢 学 中西智也 益川和久
中村晴彦 柊斗 磯野 亨 野島大貴 河野凌太/藤林泰也 鈴木 恋 徳田皓己
坂田大夢 中原弘貴 上山航平/原嶋元久 碕 理人
【公演日程】 2023年8月19日(土)~8月27日(日)
【劇 場】 品川プリンスホテル ステラボール
【チケット料金】 9,800円(全席指定・税込)
【チケット取扱い】 チケットぴあ https://w.pia.jp/t/gekidan-haikyu/
【チケットに関するお問合せ】 チケットぴあ information2@pia.co.jp
【公演に関するお問合せ】 ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php
【公式サイト】 https://gekidan-haikyu.com/
【公式Twitter】 @gekidan_haikyu
【監 修】 集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
【協 賛】 セブン-イレブン・ジャパン/ぴあ
【協 力】 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
【主 催】 劇団「ハイキュー!!」製作委員会
©古舘春一/集英社・劇団「ハイキュー!!」製作委員会