『ABC 座星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』開幕！「A.B.C-Zとしてしっかりと気合いを入れてパフォーマンスしていきます」

2023.12.08

REPORT

2023年12月7日(木)より帝国劇場にて『ABC 座星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』が開幕した。

毎年、様々な題材で上演が重ねられてきた「ABC 座」。2021年からは、A.B.C-Z は、主演に加えて初めて演出も手掛けている。

１１作目は、A.B.C-Z の魅力を全て詰め込んだ、Ｌｉｖｅ形式の新しいショーに A.B.C-Z の５人が演出・主演として２部構成のショーとなっている。今回が現・帝国劇場最後の公演、 A.B.C-Z が５名体制での最後の ABC 座となる。

初日を迎えるにあたり、今回が5人での最後のパフォーマンスになることについて五関は「稽古が始まるまで本当に実感がなかったんですが、稽古が始まってから本当に5人の最後のステージなんだなっていうのがどんどんこみ上げてきて『Za ABC～5stars～』が流れるたびにみんな泣いちゃって稽古が進まなかったです。でも、本番もそのまま変わらずにとにかく悔いなく楽しみたいなと思っています」と

河合は「正直まだ実感がないんですけど、あと2週間で脱退するのかと色々と込み上げてくるものはあります。稽古やゲネプロをやっていても、いい意味でいつも通りの楽しさというのが今は強いです。千秋楽はどういう感情になるかはわからないですが、自分の脱退ということよりも、残り2週間、A.B.C-Zとしてしっかりパフォーマンスをして、皆さまを喜ばせることに専念しようと思っています。もしかしたら千秋楽あたりに来ていただくと泣いてるかもしれないですね。でも、しっかりと初日を楽しみたいと思います」と

橋本は「河合さんがいつ泣くのか楽しみですね。去年までは、1幕が芝居で2幕がショータイムでやらさせていただいたんですが、今回は全幕ショータイムということで、自分的にすごくあっという間な時間だったなと。そう感じられているのは心から楽しんでいるからだと思っています。まだ河合さんが脱退するという実感がないんですけど、今日の夜公演が始まったら、多分カウントダウンされるのかなと思いました。でも、楽しんでいきたいと思います」と

戸塚は「個人的な思いとしても、この帝国劇場という場所で河合くんやもちろんメンバーのみんなとの思い出がたくさんあります。5人での歴史もそうですし、今回、Jr.の子たちがいたくさん出ているんですけど、本当に彼らぐらいの歳の時から一緒にこのステージに立っていて、「僕たちの最後はここなのか」と、自分の中で因縁めいたものがあるというか、人生って面白いなと思いました。とはいえ、やっぱりここはショーをする場所なので、お客さんを楽しませることに専念したいと思っています」と

塚田は「自分もこの舞台がすごく楽しみです。今年はお休みをいただいてファンの皆さんや関係者の皆さんに心配やご迷惑をお掛けしてしまったので、また5人揃ってこのABC座ができてすごく楽しいです。しかもすごい曲数ですし、アクロバットもあったり、色んな曲があるので、それを5人とJr.の子たちとこの帝国劇場でできることが本当に楽しみです」と語った。

今回、ABC座史上最多の59曲とのことについて塚田は「今回頭から通してわかったんですけど、自分のキャパシティ的に50曲ぐらいしかできないのかなと思いました（笑）」とはにかんだ。

河合は「先ほどはっしーやとっつーも言っていましたが、今まではお芝居があって、2幕からショータイムだったんですけど、今回みんなで話し合って、せっかく5人でラストのステージになるし、A.B.C-Zのコンサートも今年はやっていないので、ファンの方に楽しんでいただきたいなと。僕たちは小さい頃から帝国劇場でお世話になっているので、お世話になった先輩方の楽曲や後輩の楽曲も我々にとってはすごく大事な作品なので、それを自分たちなりに披露できたらいいなと思っています」と述べ

選曲のこだわりについては「好きな曲です」と理由を明かした。「みんなに踊ってほしい楽曲だったり、僕たちと出演者全員で『ブラザービート』をやったらどんな感じになるんだとか。もちろんA.B.C-Zだけじゃなく、Jr.たちにも見せ場があるので、みんなで昨年までとは違う形をどう作っていけるかということを考えながら新幹線の中で決めました」と語り

「それから今回チャレンジとして、グループ名ではなく曲名だけを出すというチャレンジをしています。皆さんそれぞれ世代であったり好きなグループがいると思うので、まず曲名だけを見て、帰ってから誰の曲か調べてもらうという新しい楽しみ方を入れています」と新たな試みが明かされた。

最後に河合から「僕の脱退もですが、それよりもA.B.C-Zとして毎年やらせていただいているABC座が今年も無事に開幕するということで、2週間ではありますが、しっかりと気合いを入れて、後輩のみんなと一緒にパフォーマンスしていきますので、観に来てくださる方はぜひ楽しみにしていてください」とメッセージが語られ、会見は終了した。