上田竜也×川島如恵留(Travis Japan)が魅せる最強バディ。『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』開幕!「何度でも観る視点を変えて遊びに来てもらえたら」
10月6日(火)より東京・EX シアター有明にて、その後大阪にてEX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』が上演される。
『ノッキンオン・ロックドドア』は、第171回直木賞候補ほか、数々の文学賞の受賞歴を誇る作家・青崎有吾による人気小説シリーズで、事あるごとに衝突しながらも互いをリスペクトするダブル探偵が、次々と舞い込む謎に満ちた難事件を解決していく痛快ミステリー。2023年にドラマ化され話題を集めた本作を、ドラマ版を手掛けた脚本・浜田秀哉、演出・堤幸彦が再びタッグを組み、初舞台化する。
【HOW:不可能犯罪のトリック】の解明を得意とする御殿場倒理には上田竜也。【WHY:不可解な状況から動機や理由】を解明する片無氷雨には、Travis Japanの川島如恵留。所属事務所の先輩・後輩でありながら公私ともにリスペクトし合う関係として知られ、これまでも“たつのえ”ペアとして信頼関係を築いてきた二人が、探偵事務所の共同経営者でありながら、最大のライバルであり、強い信頼関係で結ばれる最強バディを演じる。
そして共演には、川島海荷、入江甚儀、森田甘路、田中亨、渕野右登、坂ノ上茜、白石優愛、渡辺翔、吉澤尚吾、木津誠、 松田賢二、岡田浩暉と豊富な舞台経験と演技力を兼ね備えたキャストが集結した。
今回は、演出:堤幸彦、上田竜也、川島如恵留、川島海荷、入江甚儀、岡田浩暉が登壇した取材会の様子と舞台写真をお届けする。
取材会レポート

いよいよ明日に初日公演を控え、登壇者からは現在の心境や作品への意気込みが語られた。
まず上田竜也は、「とにかくもう早く幕が開けないかなと、この2、3日ずっと思っておりました」と、初日を待ちきれない様子を見せる。
「稽古場で1か月半ぐらい、溜めに溜めたインプットを、早くアドレナリンとともにお客さまの前に出したいという気持ちがずっと高ぶっておりました。早くこの『ノキドア』の世界観を皆さんに観てほしいという気持ちで、今はワクワクが止まらない状態でございます。早く明日初日を迎え、暴れたいなと思っております」と力強く意気込みを述べた。
続いて川島如恵留は、「本番がついに明日からということで、とても嬉しいです」と笑顔を見せる。映像作品としての『ノキドア』の魅力に触れつつ、「 THE STAGEの『ノキドア』の素晴らしさを、皆さんに堪能していただけるんじゃないかなと強く思っております」と、舞台版ならではの魅力をアピールした。
「たっぷり上質な時間をお届けしたい」と語る川島。「EXシアター有明、そしてオリックス劇場という素晴らしい劇場から、『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』という、本当に面白い、深い作品ですので、何度も観に行きたいなと思ってもらえるような、そんな作品にしていきたいと思います」と、観客への期待を込めた。

川島海荷は、劇場に入った際にまず驚いたという舞台美術について、「このLEDパネルがめちゃくちゃ大きくて豪華で、まず驚いたんですけど。観ていただいたらわかると思うのですが、意外に人力でやっています」と紹介。
舞台上では、キャストが力を合わせて舞台装置を動かす場面もあるそうで、「みんなで力を合わせて頑張っていて、私的には後半に如恵留くんと2人で人力であることをするんですけど、それが一番大変で。ここからちょっと頑張ろうという気持ちです」と明かした。
すると川島如恵留から「W川島で頑張りましょう」と声がかかり、和やかなやり取りも。「川島パワーで頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

入江甚儀は、「なんと言っても堤さんのサービス精神がふんだんに詰め込まれた舞台となっております」と作品の魅力を語る。
「これは確実に言えるのですが、1回だけじゃ絶対すべてを観きれないと思います。いろんな視点でいろんなことが起きているので。それぐらいふんだんに要所要所で、面白いものが散りばめられています」
さらに、「1回と言わず2、3回観に来ていただけると」と呼びかけ、「日によっても違うかもしれませんし」と、何度も観ることで楽しみ方が変わる作品であることをアピール。「本当に充実した時間を送っていただけると思いますので、楽しんでいただければと思います」と笑顔で語った。

岡田浩暉は、「本当に駆使された舞台演出で、一瞬も目が離せない感じだと思います」と舞台の見どころを紹介。
「入江さんもおっしゃいましたけれども、ほんとに、1回では観きれない感じがあると思います」と続け、自身が演じる役柄についても説明した。
「私は国土交通省の大臣をやっているのですが、次期総理の椅子に一番近いと言われている人物で。実際にそんなような人がいそうだなと、ちょっとでも思ってもらえるように、立ちたいなと思っています」

続いて、演出を務める堤は、ドラマ版でも監督を務めた経験を踏まえ、舞台版ならではの魅力やこだわりについて語った。
「まず、ドラマの『ノキドア』は相当暑い中、頑張ってやったわけですけども、舞台のものとドラマのものとは、全く違うと、皆さんに思ってもらいたいです」
そう前置きした上で、舞台ならではの表現について、「舞台というのは、生身の人間が編集なしで、全身全霊で全ての力を使って表現しているもの」と説明。
さらに、今回の会場の大きさにも触れ、「大きすぎて人間のサイズに合わないくらの劇場ですが、それでも負けじと頑張ろうとする、この役者魂みたいなものをぜひ皆さんにご堪能いただきたい」と、舞台上で繰り広げられる生身のパフォーマンスへの期待を呼びかけた。
ドラマ版のストーリーを受け継いでいる部分がありながらも、「舞台版ならではのオリジナルの味も感じていただきたい」と語る堤。「あまり見たことない種類の舞台として作っているつもりでございますので、楽しんでいただきたい」と、舞台版ならではの魅力をアピールした。

続いて、上田竜也と川島如恵留が今回、演技としては初共演となることから、共演前と稽古を経ての互いの印象について質問が飛んだ。
まず川島について、上田は「如恵留はいい意味で変わらないですし、とにかく真面目ですね」と語り、「ずっとセリフを繰り返してたりとか、ストレッチしたりとか、ずっと役について考えてるんだろうなというのが目に見てとれた」と、その姿勢を絶賛。
「今までの印象でもありましたが、すごく勤勉な子だなと思いました」と続けた。

一方、川島は上田について、「たつ兄は、カメレオンタイプの役者さんだなと思っていて」と印象を語った。
これまでにも上田のさまざまな役を観てきたという川島だが、今回の上田については「今回の御殿場倒理に対するたつ兄の姿勢が、今までのどの役よりもたつ兄っぽいんじゃないかなと思っていて」とコメント。
さらに、「稽古場では本当にずっとたつ兄なんです」と続けると、上田は「俺も困ってんの。倒理という役をいただいて、原作とか見てると俺じゃんって」と、役柄と自身の自然な姿が重なっていることに戸惑いを見せる。

川島も「そのくらい本当にナチュラルで、ずっと稽古場の明るさを作ってくださいます」と上田の自然体な姿を語り、上田は「心配ですよ。お客さんが観に来て、お芝居してるのかって思われますよね。ちょっと心配です」と冗談交じりに返す。
川島は、「倒理も氷雨もナチュラルにそのままできているので、楽しんでいただけると思います」と太鼓判。演技では初共演となる二人の息の合ったやり取りからも、舞台上での関係性への期待が高まる質疑応答となった。

続いて、W主演・W座長を務める上田竜也と川島如恵留に、座長として意識していることについて質問が及んだ。
川島は上田が何度も差し入れをしてくれたことに触れ、さらに、台風が多かった9月の稽古期間を振り返り、「ちょっとテンション下がっちゃったり、低気圧でやられちゃっている時に、美味しい差し入れを何度もしてくださったんで、座長っぽかった」と上田の気遣いに感謝。

川島について上田は、「如恵留はやっぱり空気感ですよね、みんなイメージ的にはやっぱり俺より如恵留のほうが絶対話しかけやすいでしょ」と語る。
「そういった面で、カンパニーのみんなを潤滑に回してくれるのは如恵留なので。そういった面で、倒理と氷雨ではないですが、自分にないところを如恵留が補ってくれたなという感覚はあります」と、座長としてともにカンパニーを率いてきた川島への信頼を明かした。

そして、会見の最後に、登壇者から観客へ向けてメッセージが贈られた。
まず演出の堤は、約1か月にわたる稽古を振り返りながら、舞台に込めた細やかなこだわりを紹介。
「本当に細かく細かく。ここに実は立ち位置の番号と縦のバミリがあるのですが……これ実は2階、3階から見るとですね、こういうことなんだとわかってもらえるくらい、細かくいろんなことが決まっている舞台です」
わずかなずれが大きな影響につながる緊張感の中で舞台を作り上げていることを明かしつつも、「ただ、楽しんで面白がることのほうが皆さん優先されてると思うので、ぜひお客さまもこの舞台のグルーヴに乗っていただければと思います」と呼びかけた。

岡田は、「初めてこんなにリズムに合わせて身体を動かすシーンもあったりするので……それもぜひお楽しみいただきたいなと思っています」と、普段とはひと味違う姿を見せることも予告した。
入江は、「全てのエンタメをこの板の上にぶち込んだかのような、お腹パンパンになって帰ってもらえるくらい満足感のある舞台になっていると、自信を持って言えます」と力強くアピール。
「すっきりして、帰るときに綺麗な景色を眺めながら、素晴らしい舞台だったなとお客さまに思って帰っていただければいいなと思っております」と、観劇後の時間まで含めて楽しんでもらいたいという思いを語った。
川島海荷は、「本当にアトラクションに乗っているかのようなスピード感で進んでいくので、体験しながら観ていただけたらいいなと思います」と舞台の魅力を紹介。「ぜひ没入して楽しんでもらいたいです」と呼びかけた。
続いて川島如恵留は、自身の衣裳にも触れ、「僕の大好きなスーツを身にまとって、約2か月、上演させていただきます」と笑顔で語る。
「スーツにメガネと、川島如恵留の好きが詰まった衣裳ですし、この役にどっぷりとハマれるのがとても嬉しいです」
お芝居だけでなく、身体を動かすシーンも多いことを明かし、「舞台ならではの氷雨ということで、バク転があったりとかもするので。そういうところは要チェックでよろしくお願いします」と、舞台ならではの見どころをアピールした。

最後に上田は、川島の衣裳とは対照的に「僕は如恵留と違ってタートルネックという服装が世界で一番嫌いな服」と笑いを誘いながらも、作品への思いを真っすぐに語った。
「とにかく肩を張らずに観ていただいて、シンプルに面白いです。面白くて、本当にスペクタクルで。皆さん言っていますが、いろいろなエンタメが詰まっていて、オープニングからワクワクするようなスタートになっていますし、エンディングはエンディングで素晴らしいものになっております」
そして、2時間にわたる舞台の中で、観客の心に何かを残したいという思いを明かす。
「2時間観ていただいた後に、お客さまに何か一つ、心に残るものを持って帰ってもらえたら嬉しいなと思ってます。楽しかった、面白かったでもいいですし、あのキャラクターなんだったんだろうでもいいですし、とにかく、そういう皆さまが気になることがたくさん詰まったステージになっております」
最後には、「ぜひ何度でも観る視点を変えて遊びに来てくれたら嬉しいなと思います。2時間、素晴らしい時間になると思うので、そこはお約束いたします」と力強く呼びかけた。
それぞれの言葉からも、舞台ならではの仕掛けや身体表現、さまざまなエンターテインメントを詰め込んだ『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』への自信が伝わってくる。キャストたちが口を揃えて語る“何度でも観たくなる”舞台の全貌を、ぜひ劇場で体感してみてほしい。

文・撮影:THEATER GIRL編集部
公演概要
EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP
『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』
原作:青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(徳間文庫)
脚本:浜田秀哉
演出:堤幸彦
出演:
上田竜也 川島如恵留 川島海荷 入江甚儀 森田甘路 田中亨 渕野右登 坂ノ上茜
白石優愛 渡辺翔 吉澤尚吾 木津誠之 松田賢二 岡田浩暉
梅原ことは 小野寺夏音 佐野美幸 島田悠太 友松克太 中野祐幸 西尾郁海 畠中ひかり 隼海惺 引間文香 松波利純 松本裕子 Miffy 森川大輝 與那嶺葵 李文華
【東京公演】
2026年10月6日(火)~25日(日)
EXシアター有明(東京ドリームパーク内)
【大阪公演】
2026年11月7日(土)~10日(火)
オリックス劇場
企画・製作:テレビ朝日/STARTO ENTERTAINMENT
公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/knockinon/
公式X:https://x.com/knockinon_stage
公式Instagram:https://www.instagram.com/knockinon_stage/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/
