• HOME
  • topic
  • INTERVIEW
  • 小林親弘インタビュー 舞台『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~』 「組織のボスとしてミステリアスさを大事にしたい」(前編)

小林親弘インタビュー 舞台『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~』 「組織のボスとしてミステリアスさを大事にしたい」(前編)

INTERVIEW

――葛原仁という役柄について、小林さんはどんな印象をお持ちですか?

全話通して見ると、ようやく人柄が少し分かってくるところがあるのですが、冒頭だけだと「何、この人……」みたいに感じる方も多いかと(笑)。淡々としていて、何を考えているか分からない印象がありますね。

舞台はアニメが始まるまでのエピソードだと思うので、そのミステリアスな感じを残せていけたらと思います。取っ付きにくさといいますか、何を考えているか分からないのに、なぜか魅力を感じるような。自分も葛原と向き合って、その過去が出てくるまで葛原が何を考えているのか分からない部分がありました。徐々に知っていきながら役を作っていった感じです。

アニメの最初あたりは「とにかく表に気持ちを出さないでください」と言われたのが印象的でした。もっと静かに、もっと声を張らずに、もっと抑えて、という感じで徹底的にディレクションで言っていただいたので、その感じを舞台でも出していければと思っています。

――最初に台本を全部渡されるわけではないのですね。

最初の段階ではいただいていなかったです。断片的な情報だけ……、たとえば「6話くらいで少し気持ちが出るシーンがあるよ」とか、「8話でもっと出るよ」といった感じで。自分も「そうなんだ。何が起きるんだろう?」と毎話楽しみにやっていました。

葛原に関しては、他のみなさんと違って舞台でも印象はあまり変わらないと思います。「鵺」という組織のボスであることは一緒ですし、葛原が三森すずこさん演じる雪村咲羽を育ててからはあまり心情に変化がないような気がするので。組織のボスとしてミステリアスにいれたらいいなというのはありますね。

取材・文:矢内あや
Photo:比留川義一

公演概要

舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」

【会場】 明治座

【脚本】堤 泰之
【演出】ヨリコジュン
【出 演】三森すずこ 蒼井翔太 Raychell 伊藤彩沙 小林親弘
富田麻帆 相羽あいな 岩田陽葵(Wキャスト) 小原莉子(Wキャスト) 根岸愛
凰稀かなめ

【主催】 ㈱明治座、㈱ブシロード
【運営/制作協力】㈱クオーレ
【制作】㈱明治座

【公演日】2021年10月28日(木)~11月7日(日)
【開演時間 12:00/17:00

【チケット料金】
S席<1階正面前方席/特典グッズ付き>:15,000円
A席<1階席・2階席>:9,800円
B席<3階席>:6,500円
※全席指定/税込

【チケットお問い合わせ】 明治座チケットセンター:03-3666-6666(10:00~17:00)
【備考】※未就学児入場不可
※出演者の変更に伴う払い戻しはございません

【公式ホームページ】https://joran.jp/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

プロフィール

PICK UP

関連記事一覧