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神宮寺勇太(King & Prince)、中山美穂ら出演。『葵上』『弱法師』 -「近代能楽集」より-ゲネプロ&取材会レポート!

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――中山さんとは初めてのご共演ということですが、お互いの印象を聞いてもいいですか?

神宮寺:本当にたくさん助けられました。お稽古中も、本当に。

中山:そんなことないですよ!

神宮寺:自分はほとんど舞台の経験がなくて。お芝居の経験もそんなに多くないですし、引っ張っていただきながらお芝居をしていただいて本当に助かりました。僕は初めて座長としてやらせていただいているのですが、本当に美穂さんに支えてもらいながら、今を迎えられています。それくらい頼もしい方でした。

中山:これから始まるのにそんなふうに言われちゃうと(笑)。とても素直な方なんですよ。直感力も働いて、すぐ自分の中でスマートに変換して動いていらっしゃるので、逆に私もそういう姿を見て刺激になりました。先輩とはいえ、私も舞台経験が豊富ではないので、「先輩みたいに言ってごめんね」と心の中で思いながらずっとお稽古してきました。いろんな作品があって、この役を今までいろんな方がやられてきたと思うのですが、私はこの役を演じたのが神宮寺さんでよかったなと思っております。

――神宮寺さんのことを素直な方だと思われたエピソードは何かありますか?

中山:何に対しても「はい」と全部受け止めるんですよ。すぐその次の瞬間から切り替えていて。「なんで?」とか「違う」とか、そういった隙間を見せないのが初々しくて(笑)。

――かわいらしいなという感じですかね?

中山:そうですね。だってかわいいんですもん(笑)。

神宮寺:(笑)。ありがとうございます!

――舞台の中では近い関係性を演じていますが、普段の神宮寺さんはどんな印象でしたか?

中山:実はそんなにお話をしていないんですね。落ち込む暇がないと先ほどおっしゃっていましたが、本当にその通りで。落ち込んだり、考えすぎて自分が「うーっ」となったりする瞬間がない一ヶ月でした。なので、ふと和むような会話……たとえば「食べ物、何が好きなの?」とか、そういった会話すらできていなかったです。だから役の中で、「どういう感じで来るのかな?」、「お。そう来たか」という感じで見ていましたね。

――本番が始まってから、少しお話をする時間ができるかもしれないですね。

中山:そうですよね。

神宮寺:僕もそうだろうなと思っています。稽古は毎日長い時間やっていただいたのですが、あまり僕自身に余裕がなくて、ずっと台本と向き合っていまして……。ちなみに、僕が好きな食べ物はカレーです(笑)。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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