梅津瑞樹インタビュー 舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花 「ゼロから新たに始めるという気持ち」(後編)
INTERVIEW
――コロナ禍になってから、役者としての考え方が変化した部分はありますでしょうか。
ないと思います。僕はこのような仕事をしているということもあって、稽古期間にオフがあったとしても「外食しようかな」という気持ちになれないんです。これはもうコロナ禍以前から常に思っていることでもあるのですが。
あと、表現は誰か見る人がいて成り立つのだと常々思います。逆にいうと、1人でもちゃんと見てくれる人がいるなら、僕としては100人いようが1000人いようがお芝居をするだけ。役者として、そう思いますね。
――役者として梅津さんのモチベーションとなっているものや息抜きとしてやっていることがあれば教えていただけますか。
夜中に散歩をすることが多いです。完全に夜型で、朝はダメですね。夜の方が頭がまわる感じがするし、体の締まりもいい気がするので(笑)。
芝居のなかでどうしても上手く腑に落ちない時は、夜走りに行ったりします。ただ走ることだけに集中できて、そういうのも必要だなと思いました。