小池徹平インタビュー ミュージカル『るろうに剣心 京都編』 「心のなかで小さくなっていた炎がまた燃え上がった」(後編)
――小池さんがお仕事の息抜きにしていることやリフレッシュ方法はありますでしょうか。
晩酌ですね。今はまだなかなか好きな場所に行くこともできないので、楽しめる範囲で楽しんでいます。あとは、家のベランダでテイクアウトのものを楽しんだり、焼き肉をやったり。家のベランダが好きなので、暖かくなってきたらさらに活用していきたいです。
――様々なミュージカル作品に出られていらっしゃいますが、楽しさややりがいを感じる瞬間はどんなときでしょうか。
ミュージカルは大変ですが、それ以上の楽しさがあるから続けられます。ストレートのお芝居とは違って、ミュージカルは歌ありきで、すごく素敵な楽曲ばかり。生バンドや生オーケストラに合わせて、ステージで歌い上げた後に拍手をいただくと「なんて贅沢なんだろう」と思います。
役として歌えるというのもすごく楽しいです。台詞が歌詞になることでその時の言葉と気持ちを僕ではなくて役として歌っていて、一つ上乗せして歌うのは普通に歌う時との違いであり、楽しさなのかなと。
もちろん歌の楽しさだけではなく、大変なことも多いですが、本当にただただ楽しいです。その苦労を重ねて、歌い切って、お客さんが喜んでくれると「やってよかった」と思います。それをより身近に感じられるのが、演劇ともまた違ったミュージカルの魅力だと思います。
――最後に、本作において期待してほしい部分がありましたら教えてください。
中止になった時から気持ちは変わっていないというところですね。多少のキャスト変更はありましたが、前回と同じキャストの方もたくさん参加されています。自分が久々に主演でやらせていただく舞台ですし、まずは楽しんでいただきたいという意気込みは僕も全キャストにもあると思います。このご時世ではありますが、僕らが楽しんでいないと駄目だと思うので、そこも忘れず、みんなで明るい気持ちを持ちながら、仕上げていきたいと思っています。
取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:くさかべまき
スタイリスト:松下洋介
ヘアメイク:加藤ゆい(fringe)
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公演概要
ミュージカル『るろうに剣心 京都編』
原作:「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」和月伸宏(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本/演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
音楽:太田健(宝塚歌劇団) / 和田俊輔
出演:
小池徹平 黒羽麻璃央 松下優也 加藤清史郎 岐洲匠 奥野壮
井頭愛海 鈴木梨央 伶美うらら 山口馬木也 加藤和樹
猪塚健太 郷本直也 松浦司 キャッチャー中澤 梶原颯 才川コージ 城妃美伶 阿部裕
藍実成 浅川文也 飯作雄太郎 伊藤寛真 鹿糠友和 黒沼亮 笹川慎一朗 寒川祥吾
鮫島拓馬 柴原直樹 清水錬 楢原じゅんや 西村聡
彩花まり 斎藤葉月 七理ひなの 杉浦小百合 美翔かずき 横関咲栄 吉田繭
生出真太郎 西田理人 三木治人
公演期間:2022年5月17日(火)~6月24日(金)
会場:IHIステージアラウンド東京
チケット料金 全席14,500円(全席指定・税込)
チケット一般発売中
お問合せ:ステージアラウンド専用ダイヤル 0570-084-617(11:00~16:30)
特別協賛:くら寿司
企画:梅田芸術劇場 / TBS
製作:TBS / 梅田芸術劇場
協力:宝塚歌劇団
主催:TBS / ディスクガレージ / ローソンエンタテインメント / 電通 / 梅田芸術劇場
公式サイト:https://www.ruroken-musical.com
公式twitter:https://twitter.com/rurokenmusical
©和月伸宏/集英社