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舞台「トムとディックとハリー」ゲネプロ&取材会レポート! 宇宙Six 江田剛、山本亮太、原嘉孝が3兄弟に。

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――稽古では、ソーシャルディスタンスを保ったりしてかなり大変でしたか?

原:はい。やっぱりフェイスマスクをして、距離をとってずっとやっていました。江田ちゃんなんか、フェイスマスクごしで唾がダラダラでしたけど(笑)。

山本:どんどん溜まってくるしね(笑)。

――こういった時期なので、演出を変えた部分もあったりしましたか?

山本:特に演出を変えた部分はなかったですね。やっぱり家族感が大事な作品ですし、あまり距離を取りすぎても伝わらないと思うので。

原:演出の中屋敷さんも三人の兄弟感をすごく大事にしたいとおっしゃっていたので、距離を離して演じるということはなかったよね。

――今日はメンバーの松本(幸大)くんはどうされていますか?

原:今日ゲネプロを観に来ますよ。でも、いくらメンバーとはいえ部外者なんで、楽屋には入れないですけどね(笑)。

山本:今、三人(の雰囲気)めちゃくちゃいいからねという話を幸大にもしていて、その感じを観てもらえたらなと思ってます。でも、観てもらったらわかるんですけど、僕いい兄貴してます(笑)。

――自分もその中に入りたいとはおっしゃってなかったですか?

原:彼、けっこうサバサバしてるんで。思っててもそういうのは出さないよね。可愛くない(笑)。だから、今日終わったあともメールとかよこさないかもしれないですし。

山本:でも観てもらえたら、絶対にうらやましいと思うような作品にはなっています。

――抱腹絶倒、爆笑の渦ということですが、そのあたりはいかがですか?

原:いや、間違いないです。これは稽古中から言っているんですけど、この物語は江田ちゃんを中心として、お客様が江田ちゃん目線で物語を見ていくから、「日によって見え方が違っちゃうよ、ちゃんと頑張らなきゃね~」ってずーっとプレッシャーを与えてます(笑)。

江田:もう始まったときからチクチクチクチクやられてます (笑)。

――かなりテンポも速い感じですか?

山本:めちゃくちゃ速いよね。しかもこの三人だけになったら結構上がったりするよね。

江田:テンポも大事にしつつ、でもしっかり聞かせるところは聞かせるみたいな、緩急ある面白い作品に仕上がっております!

原:面白い役者の先輩方もたくさん出ていて、やっぱり(市川)しんぺーさんとかは、うまいよね! 一言で笑わせられる力がありますから。僕たち助けられてます。

――今回は、セットもPOPな感じで可愛いですね。

江田:おもちゃ箱みたいで可愛いですよね。

原:これはもうスタッフさんの力ですよね。ここに立った瞬間に、稽古場と雰囲気が違いすぎて、いつもの感じでお芝居ができなかったですからね。こんな景色見たことないって、セリフ飛ばしちゃったりして(笑)。

江田:電話ですら可愛いですよね。

原:ちょっと辻褄があってなくても、多少許せちゃうような世界観というか。ファンタジーの中のキャラクターとして見てもらえたらなと思ってます。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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