髙橋颯が辿り着いた表現することへの喜び「歌とダンスは愛をもって向き合っていく存在」【シアダンvol.14】(前編)
――所属事務所のホリプロが主催する「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のオーディション募集が開始されたとのことですが、髙橋さんご自身はオーディションを受けるときは緊張される方ですか?
めちゃくちゃしますね(笑)。 オーディションに臨むときは本当に命をかけるべきだと思っています。経験として受ける人もいるかもしれないんですが、ほとんどの人は自分の人生をかけて集まってきていると思います。ひとつひとつのオーディションを、受験勉強くらい気合いを入れて準備した方がいいと思うんです。
オーディションで得た経験や、それに向けて行った準備は後々必ず活きてくると思うので、本気で向き合うことが大切だと思っています。
――確かにオーディションで得られた経験は、これからの活動の糧になりそうですよね。
それと、僕の場合なんですけど、グループのメンバーと同じお芝居のオーディションを受けたことがあるんです。同じ役を取り合う厳しい部分ももちろんありますが、みんなで情報を共有し合ったり、演技を見せあってアドバイスし合うこともできました。普段は一人で準備しなければならないのに、みんなと準備できたことでいつも以上のレベルまでいけたので良い経験になりました。
これからオーディションを受ける方も、ぜひ同じ夢を志す人ともっとたくさん話して欲しいです! そして、家族が応援してくれているのなら「いつも応援してくれてありがとう」と、もっと感謝の気持ちを伝えてほしいですね。そんな部分が最終的には結果に繋がるのかなと思います。
――今回のホリプロタレントスカウトキャラバンでは、「世界に羽ばたける次世代ミュージカルスター」を発掘するオーディションになるとのことですが、ミュージカル作品にも出演されている髙橋さんから、オーディションを受ける方にアドバイスをいただけますでしょうか。
まず、「ミュージカルが好きですか?」というところですかね(笑)。好きなミュージカル作品を観ることもすごく良いと思うし、あとはミュージカルという枠に縛られずにいろいろなものに触れてほしいなと思います。音楽を聴いたり、美術作品に触れたり、好きな映画を観たり、漫画を読むのもいいと思います。
様々なところから影響を受けて、最終的にはミュージカルで勝負ができたら、強いんだろうなと思います。僕もまだ人のことは言えないんですけど。周りの人や先輩たちがいっぱいアドバイスしてくれると思うので、実際にステージに立つことを楽しみに準備したらいいんじゃないかなと思います。
取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:青木早霞(PROGRESS-M)
ヘアメイク:YUZUKI合同会社
プロフィール
髙橋颯(たかはし ふう)
1998年5月8日生まれ。
主な出演作に、『デスノート THE MUSICAL』エル役、舞台「部屋と僕と弟のハナシ」主演 小沼太一役。ホリプロ初の男性 ダンス&ボーカルグループ 「WATWING」のメンバーとしても活動中。
リリース情報
WATWING 4th Digital Single『SHELLY』配信中!
https://fanlink.to/watwing_shelly
YouTubeにてMusic Videoもフル公開中!
https://youtu.be/w6UsUzqcGoY
Twitter:@fu_takahashi05
Instagram:@fu_takahashi_official
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第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン
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今年のテーマは「ミュージカル次世代スターオーディション」
詳しくはホリプロホームページへ
www.horipro.co.jp/tsc2020/