ふぉ~ゆ~主演「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance? 篇」ゲネプロ・囲み取材レポート
――コロナ禍ということもあって、去年とは違うものになっている感じでしょうか?
小林:そうですね。今回は換気タイムも入れていますし。でも、そういったことをネガティブには捉えたくないので、皆さんに安心という気持ちを届けたいですし。歌にも入れたんですけど、規制された中でいらしてくれる皆さんを守りたいし、いいものを届けたいっていうのは全面に出せると思うんです。
逆にそういうものが、厨房男子のパワーになればと思って。いろいろと迷う方もいらっしゃると思うんですけど、いらしていただけたら、本当にスタッフも万全の体制でやれているので安心して楽しんでいただきたいなという気持ちでいっぱいです。
――シリーズ1からほぼ同じメンバーでやられてきていますが、カンパニーの雰囲気作りも苦労なくすんなりといった感じでしょうか?
辰巳:そうですね、もうこの放課後の厨房男子カンパニーは家族という感じなので、会った瞬間から次の日にはもう本番ができるんじゃないかっていう空気でしたね。
小林:今回、別の舞台があったので、まっつんとこっしーは稽古になかなか来られなかったんですよ。なのでアンサンブルのみんなや、カンパニー全員で支え合って作りましたね。僕も二人だと思って演出をつけるから、なんのこっちゃわからないことを言っちゃったかもしれないんですけど、本当にすんなりできるんですよ。なんでかなと思うと、こっしーが「顕作さん、戦術理解力が違います」って言うんで、本当にすごいなぁと。
越岡:『Endless SHOCK -Eternal-』中に動画が送られてくるんですけど、(動画じゃ)何をやってるのか全然わからなくて(笑)。だからもういいや、行ってからやろうと思って。
小林:二人は(稽古期間が)10日間くらいだよね。
松崎:えっ動画送られてきたの? 俺送られてきてない。
全員:絶対嘘!
越岡:そのメイク一人だけ違う作品出てるみたいだけど(笑)。
辰巳:今日一人だけ早く劇場に入って、この作品のために髪の毛切ってるんですよ。
松崎:切り立てほやほやです。触ってみます?(笑)
――メイクも相当凝ってますか?
松崎:そうですね。今回の不知火零士という役は、違う角度から恋をしたり、そういうシチュエーションもありますし、今回は3回目ということもあるので。
小林:いや、3作変わってないよ、そのメイク(笑)。
松崎:やっぱりマニアックなところはどんどん攻めるタイプの役なのでね……はい!(笑)
越岡:声がどんどん小さくなってくよ(笑)。
小林:でも、やっぱりそんな中で今回一番稽古を引っ張ってくれたのはたつみんですね。一番いてくれましたし。彼が僕の戦術を全部理解してくれました。
辰巳:そうですね。フィールド上の監督みたいな気持ちでね。
小林:あとは、カンパニーみんな本当に仲いいんですよ。佳奈ちゃんが今回初めてなのに、マスクとかされてると本当にわからなくて、茉奈ちゃんなんじゃないかと思ったり。
――茉奈ちゃんと佳奈ちゃんでやっぱり違うところはありますか?
福田:ありますね。まず名前が違うってところで(笑)。
小林:そこかよ(笑)。
越岡:リーダー! 全国に流れるのよ(笑)。一見わからないんですけど、時を過ごしたら全然違うんですよ。
辰巳:佳奈さんがすごくこの作品を観てくれていて、稽古に入るにあたってすごく勉強してきてくださったので、ミコちゃん先生として当たり前のようにそこにいたので、違和感は全くなかったですね。
松崎:わからなくなるよね。あれ、“ 茉奈かな(マナカナ)”って。
小林:これ使われるのか、嫌だな~松の一言が使われるのか(笑)。