梅津瑞樹×橋本祥平による演劇ユニット・言式(GENSHIKI)第２弾公演「或いは、ほら」開幕！「怖さというよりはワクワクしています」

2024.12.20

REPORT

12⽉19⽇（⽊）より IʼM A SHOWにて、⾔式「或いは、ほら」が開幕した。

⾔式（GENSHIKI）」は、梅津瑞樹がプロデュースし、橋本祥平と共同企画した演劇ユニット。

第2弾となる今作では梅津瑞樹が前作に続き脚本と演出を⼿掛け、橋本祥平とオムニバス形式の⼆⼈芝居に挑む。

今回は、梅津瑞樹と橋本祥平の囲み取材でのコメントと舞台写真をお届けする。

囲み取材コメント

梅津瑞樹

初日を迎えての気持ち

ご覧の通りですが今回も不可思議なセットになっております。前作「解なし」では「言式」と書かれた大きな箱をバックにして囲み取材に挑んでいたのですが今回はかなりスッキリして箱のみというシンプルなセットになり、巨大な布が敷かれています。
前回に続いて今回もいろんな企みをしている舞台になっているのですが、それが皆様の目に触れる時にはどのような評価をいただけるのか今、怖さというよりはワクワクしています。
0から1を生み出すということは自分が生きていく上での原動力になっているので、1年を通して細々と準備して、整えてきたものをこうして年の瀬にお披露目できるというのは、気持ちよく年が越せそうだなと思います。

脚本・演出をする上で大切にしていたこと

前作「解なし」がありがたいことに大変ご好評をいただきまして、２回目はあれを超えて度肝を抜くといいますか、何か面白さというものをどう提供するのかというのは１年間、頭を悩ませたところです。
ただ今回もオムニバス形式でのお届けとなるので、旗揚げ公演と同じような心持ちでお届けできればと思っています。なので皆様には0から、真っさらな気持ちで観ていただけるような、それでいて前作とは趣が変わったも作品にもできたかなと思います。

ご観劇いただく皆様へメッセージ

約３週間ほどの稽古の中で、たくさんのスタッフさんから「演劇の現場だね」と言っていただくことが多くて、我々にとってはそれがとても励みになっています。
いらっしゃるお客様にも胸を張って言式として「演劇をやっています」というものをお届けできるかなと思います。
ただ、前作を観ていない方などは特にどんなテイストなのか何をやるのかというのはわからないところも多いと思いますが、そんな皆様にも「楽しい演劇が待っているよ」ということはお伝えさせていただければと思います。

橋本祥平

初日を迎えての気持ち

いよいよ、この日が来たかという気持ちです。
去年の旗揚げ公演後からすぐに、この「或いは、ほら」に向けて細かく動き出してい
て、特に上半期は瑞樹くんと他作品でも一緒になることが多くその合間に「言式」の話もしていまして。地方に行く移動中もずっと話題にして温め続けていたものが、ようやく皆様の目に届くと思うと楽しみで仕方ないです。昨日も楽しみと緊張で眠れなかったのですが、一周回ってもう始まるものははじまると割り切っていて、今は先ほど食べたチョココロネが口の周りについていないかだけが心配です。（笑）
とにかく楽しみでございます！

言式として感じた変化

２作目ということで、前回から大きく心の持ちようなどに変化はないのが正直なところです。ただ今作も色々と試しておりまして、強く感じたのは役者として舞台に立たせていただいているのですが、梅津先生が今後脚本そして演出家として羽ばたいていく未来が見えた気がします。
（梅津さん「いきませんけど笑」という返答に和む一同）
そんな起こるかもしれないという未来や可能性を見出せた稽古期間でした。
スタッフさんからのご意見も頂戴しているものの、前回より濃く僕たち「言式」の色を出せたと思います。

ご観劇いただく皆様へメッセージ

前作「解なし」が大変ありがたいことに好評のお声をたくさんいただきました。
そのおかげか「言式楽しみ」って言ってくださる方が多くて本当に嬉しいです。
この企画が旗揚げされてからずっと、僕らの頭の中をお客様に見てもらうという気持ちで作品をつくっています。願わくば、これから1年に１度は「言式」をできたらいいなと思って活動しているので、今作が未来につながればいいなと思っています。
そして見ていただける皆様の中でも、この作品が心に残るような作品になるよう千穐楽まで頑張っていきたいと思います。