田村升吾インタビュー 『ドラマチックハイスクール』「自分の力を試されている作品」(後編)
2022年10月7日(金)より、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて『ドラマチックハイスクール』が上演されます。
アイドル・芸人・俳優と多岐に活躍する14人の個性的なキャストたちが挑むのは、“筋書きのない演劇”。この舞台には事前に用意される台本は存在しない――台本は俳優が稽古場で、構成演出 川尻恵太と理想の学校生活を語り合いながら作り上げます。
THEATER GIRLでは、映像研究会に入部し、監督を志す・加藤清海役の田村升吾さんにインタビュー。後編では学生時代の思い出や、好きな漫画について語っていただきました。
インタビュー前編はこちら
高校生から役者を始めて良かった
――本作は高校の3年間に焦点を当てた作品ですが、田村さんはどんな高校生活を送っていましたか?
高校生の半分くらいからお仕事を始めていて、高校2年生くらいまでは地元の高校に行っていたんですけど、平日は学校に通って、放課後はバイトして、週末は東京でレッスンという生活で。あまり青春っぽい青春はできなかったですね。逆に中学の時は毎日部活三昧だったので、その時の友達とは今でも会います。
――もし高校時代に部活入部必須だったら何を選んでいましたか?
野球部です。中学まで野球部だったんですけど、高校でも続けたかったなって。でも肘を怪我しちゃったので、野球を辞めて。今後何をするか考えた時に、縁があってこの仕事をやることになったので、今では高校生から役者を始めて良かったなって思います。
――貴重なお話をありがとうございます。ちなみにバイトは何をされていたのでしょうか?
焼肉屋さんのホールスタッフをやっていました。懐かしいな。
――学生時代にやり残したことはありますか?
戻ってやりたいことはいっぱいありますよ。普通に勉強して、テストを受けるような何気ない学生生活だったので、もっと漫画みたいな、好きなことに夢中になるような青春を送りたかったなって思います。