二葉勇・要が舞台の上で追い求めるそれぞれの答え「役者には正解はない」【シアダン vol.18】(前編)
――6月16日からは舞台「風が強く吹いている」に、勇さんが城太郎役、要さんが城次郎役という双子の配役で出演されますが、今の意気込みを聞かせてください。
勇:台本はまだ手元にないんですが(取材時)、映画を観たりして作品自体は知っていますし、双子がどういう役なのかも何となく分かっていて。役のキャラクターも、僕らも性格的に似ている部分があるように感じていますし、僕らなりのオリジナルな部分もたくさん作れるんじゃないかと思っているので、ワクワクしていますね。
要:青春もので、しかもスポーツものっていうのは、かなり久しぶりのような気がしています。こういう作品に巡り会えると、やはり演じる側もすごく熱くなれるので、思い切って楽しんで良い作品にできたらと思っています。
――お二人とも野球を長く続けられていたということで、種目こそ異なりますが、その経験が生かされそうですね。
勇:チームで駅伝に挑む話なので、チームワークの感じや、スポーツをやったことのある人だからこそ分かる葛藤みたいなものも、自分の中で表現して演じることができたら良いなと思います。
――今後のスケジュールとしては、TWiN PARADOXとしての東名阪ライブツアーも8月に予定されていますよね。
勇:ずっと舞台に出演させてもらっていて、ライブが久しぶりというのもあるんですが、さらにここ最近はコロナの影響でなかなかライブができないという状況が続いていたので。東名阪を回れるのが楽しみですし、ファンのみなさんの期待を超えられるようなライブをしたいです。
要:多分、しっかりと東名阪でライブツアーをするのは、これが初めてじゃないですかね。リリースイベントなどで各地を回ることはあったんですが、ライブでのツアーはツイパラ初なので、そういう意味でもワクワクしているので。今はただただ、コロナが収束していって、みなさんが思い切り楽しめるような世の中になっていることを願っています。