佐竹桃華、咲山類インタビュー「天神夢双」「今まで観たことのないような、挑戦的でエネルギッシュな舞台になる」
2021年6月19日(土)より浅草 花やしき 花劇場にて「天神夢双」が上演されます。
本作は、花柳優舞音(日本舞踊家)とFin(ベーシスト)により2019年に立ち上げられた東京メトロポリスによる公演。古事記に記される天の岩戸伝説をもとにしたオリジナルストーリーで闇の世界に挑む全編生演奏の大冒険ファンタジー作品となっています。
今回お話をうかがったのは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞「17LIVE賞」を受賞し、本作が初舞台、初主演となる佐竹 桃華さんと共演者の咲山類さん。出演が決まったときの思いやそれぞれの印象や役柄の見どころなど、たっぷりとお話をうかがいました。
出演が決まったことは「とても嬉しい」
――佐竹さんは、本作のオーディションから参加されたとのことで、本作が初舞台、初主演とのことですが、出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
佐竹:まさか受かると思っていなかったので、本当にびっくりしました。不安もありましたが、舞台に出たいと思っていたのでとても嬉しかったです。
――今は、不安な気持ちは少し和らぎましたか?
佐竹:まだ、不安な気持ちもあるのですが、それと同じくらい楽しみです。そこは上手くバランスが取れているのかなと思います。
――咲山さんは、出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
咲山:お話をいただいたときに、面白そうな企画だと感じたので、ぜひ出演したいと思いました。その頃は、まだ桃華ちゃんの出演は決まっていなかったのですが、初めてお会いしたときに、すごく透明感のある子が来たなという印象で。設定上、性別がないアンドロイドの役なので、桃華ちゃんの持っている空気感がすごく素敵で役にぴったりだと思いましたね。まだ、稽古は一回しかできていないのですが(取材時)、これからが楽しみだなと思いました。
――初対面のときから役柄にぴったりだと感じられたんですね。
咲山:本当にぴったりでしたね。しかも、ずっとバレエをやっていたんだよね?
佐竹:はい。
咲山:バレエをやっていたからか、動き一つひとつが綺麗だし、飲み込みがめちゃくちゃ早いので羨ましいなと思いました(笑)。