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ウォーリー木下演出、中山優馬主演。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『蛙昇天』開幕!「愚かで楽しい蛙の世界が誕生しました」

REPORT

10月24日よりKAAT神奈川芸術劇場 <ホール>にて、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『蛙昇天』が開幕した。

個性豊かでユニークなカエルたちが紡ぐ、人間の性(さが)を問う物語。戦後の日本を揺るがした実際の事件をモチーフにした木下順二の傑作を、ウォーリー木下による演出で鮮やかに描き出す。

本作は誠実に生きたいと願った青年が、苛烈な政治的対立の抗争の場に引きずり込まれ、ついに自らの命を絶つに至った事件を、寓意あふれる蛙の世界に写し取った傑作。

世間のありように揺さぶられ、容易にゆがめられてしまう「個」という存在の脆さを生々しく抉り取り、人間の存在の意味をも私たちに問いかけてくる。

音楽とともに縦横無尽に動き回るにぎやかなカエルたちが織り成す、彩り豊かな池の中の世界を、ぜひ、劇場でご覧いただきたい。

初日コメント 

演出:ウォーリー木下

ぐわろ、ぎゃわ、げ、げ、がー、ぐうう。ぎゃわろっ、がわがわ、ぐーぐーぐー、ぎゃあ。わぐ、がー、がー、ぎゃわろって。ぎゃわわ、げろげろ。
(愚かで楽しい蛙の世界が誕生しました。70年以上前の戯曲ですが、身につまされることの多い内容です。キャストとスタッフのアイデアが詰まった演劇になっています。およそ3時間の大作ですが、隅から隅まで味わってもらえたら幸いです。)

出演:中山優馬

稽古初日から今日まで、こんなにカエルに向き合ったことはありません。ウォーリーさんを中心にカエルについて探求し、皆で楽しんで、苦しみながら、最高の日々を過ごしてきました。今ではその「カエル」の無限の可能性を信じて、未だかつて見たことのないような演劇ルールでお届けする、とてつもないエンタメが爆誕しました。この世界に生きている人たち、日本に生きている人たち全員が、このカエルの世界の中で自分はどういう位置にあてはまるのかなど、いろいろと考えさせられる、そんな作品だと思います。皆さんの知らないゆかいな池の中の世界を、ぜひ覗きに来てください。 

舞台写真

撮影:引地信彦

公演概要

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『蛙昇天』

【作】木下順二
【演出】ウォーリー木下

【出演】
中山優馬 矢崎広 音月桂 中村里帆 市川しんぺー
久ヶ沢徹 町田マリー 百瀬朔 白又敦
北川結 内海正考 中村駿 塚越志保 肥田野好美 米原有我
神保悟志 温水洋一

【演奏】西村直晃 成田七海 清田瞬

【公演会場・日程】
KAAT神奈川芸術劇場 ホール
10月24日(土)~11月8日(日)

主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
協賛:株式会社ルーク
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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