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瀬奈じゅんインタビュー 舞台『検察側の証人』「憧れの作品に出演できると聞いて、思わず鳥肌が立った」

INTERVIEW

――今回、夫婦役を演じる小瀧さんについては、どんな印象をお持ちですか?

小瀧さんは、とにかくキラキラしていてまさにアイドルそのものです(笑)。お芝居に関しても素直でまっすぐ。誠実でとても素敵な方だと感じます。

実は小瀧さんと同じグループ(ジャニーズWEST)の桐山照史くんと以前共演したことがありまして。そのご縁で日生劇場でのコンサートを観に行かせていただいたのですが、そのときに楽屋でメンバー全員が「桐山がいつもお世話になっています」と挨拶してくれたんですよ。その中に小瀧さんもいらっしゃったので、元々礼儀正しい好青年の印象がありました。

「演じている私たちとお客様のワクワク感が同時に重なる」のが魅力

――今回の作品はサスペンスということで、ドキドキハラハラする展開が多いと思います。サスペンス作品に取り組むにあたって、他ジャンルの作品と異なる部分はありますか?

演じるという意味では、サスペンスといっても他の作品と変わらないです。基本的にはミュージカルやストレートプレイ、どんな形態の作品であっても「芝居する」という観点では同じものだと思っています。舞台の作り方はもちろん、役への取り組み方もそうですね。

――瀬奈さんは宝塚時代にも、法廷が舞台の作品『二都物語』に出演されていましたよね。役者として、法廷ものの作品に対してどんな魅力を感じていますか?

演じている私たちとお客様のドキドキ感が同時に重なるのが、法廷ものの魅力ではないでしょうか。役者同士のやりとり、駆け引きも演じている側にとって非常に楽しい部分です。

『二都物語』のときの裁判所はロンドンにあるオールド・ベイリーでした。時代は少し異なりますが、今回も同じオールド・ベイリーです。セットも『二都物語』に近い雰囲気があったので、なんだか懐かしく感じましたね。『二都物語』では弁護士役でしたが、今回は証人側。裁判所に証人として立つというのは、こんなにも注目されることなのかと日々実感しています。みんなに囲まれた中で発言するのは役としてとても緊張する瞬間です。

――証人として証言台に立つときは、表情や手振りなどを使って気持ちの高まりを最大限表現するのだと思いますが、そこに対して何か苦労されていることはありますか?

感情の高揚は、ミュージカルでいえばそれが歌や踊りに変わっているだけなので、根本は変わらないと思います。表現方法が違うだけで、感情のうねりがさざ波であったり、大波であったりするのは一緒かなと。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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