岡田奈々インタビュー ミュージカル「弥生、三月–君を愛した30年-」「この作品に全力で挑んで成長できたら」（後編）
2022年4月21日（木）より東京・サンシャイン劇場、4月27日(水)より京都劇場にてミュージカル「弥生、三月–君を愛した30年-」が上演されます。
本作は、現在放送中の2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」（テレビ朝日系、木曜午後9時）をはじめ、「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」など数々の大ヒット作品を生み出してきた稀代の脚本家・遊川和彦が監督を務め、波瑠や成田凌らが出演し、2020年3月に公開された映画「弥生、三月–君を愛した30年-」をミュージカル化した作品。
運命で結ばれた二人の30年を、3月の31日間だけで切り取った激動のラブストーリーが、オリジナルミュージカル楽曲と共に、全編ピアノの生演奏で、舞台上で新たに描きだされます。
本作で主演を務めるのは、ミュージカル「ソーホー・シンダーズ」で主演を務めるなど、様々な話題作に出演し、舞台を中心に活躍している林 翔太さん、林さん演じる山田太郎が、人生をかけて思う運命の人結城弥生を演じるのは、2016年にアイドルグループ「アンジュルム」を卒業後、女優・ソロシンガーとして精力的に活動し、その真摯な役作りで多くの人を魅了する田村芽実さんが演じます。
THEATER GIRLは、AKB48チーム4およびSTU48のメンバーとして活動、今作が初本格ミュージカル作品出演となり、太郎と弥生の親友であり、二人の運命を握る渡辺サクラを演じる岡田奈々さんにインタビューを敢行。インタビュー後編では、ミュージカルへ出演することの意味や岡田さんが最近愛してやまないもの、今後挑戦してみたい舞台のジャンルや役柄について、たっぷりと語っていただきました。
稽古の時間は自分にとってすごく有意義なもの
――岡田さんにとってミュージカル作品へ出演することの意味については、どうお感じですか？
私は歌もお芝居も上手ではないのですが、舞台やミュージカルは長い時間をかけて稽古して作っていくものですし、自分に自信が持てなくても、稽古で頑張れば頑張るほど成長できるのを実感しているので、そういうところがとても好きですね。時間をかけて作れば作るほど素敵なものになるので、稽古の時間は自分にとってすごく有意義だなと思います。
今はあまり自信がないんですけど、稽古でどんどん吸収して、自信を持って本番のステージに挑めるようにしたいです。本番期間もすごく長いので、回を重ねていく毎にどんどんクオリティが上がっていったり、毎回違ったステージになったりもするので生モノの舞台がすごく好きです。
――舞台は公演期間も長かったりしますし、コンサートとはまた別感覚という感じでしょうか？
やっぱり違いますね。ライブってツアーじゃない限りは一度きりで終わってしまうことが多いんですけど、今回の舞台は東京以外の地域もありますし、こんなに長く公演をやったことがないので、いろんな地域の方々に観てもらえるのも楽しみです。
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