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近藤頌利インタビュー 浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」「ただ楽しいからこの仕事を続けている」(後編)

INTERVIEW

――近藤さんが役者を続ける上での原動力となっているものは何でしょうか?

やっぱり“楽しい”っていうことですね。何事にもワクワクできているので、多分僕はずっと童心の心を持ってるのかなって。そのワクワクしている気持ちがあるから続けられてるのかなと思います。あとは、応援してくれる方も今じゃたくさんいるようになったので、その人たちの期待に応えたいというのもありますし。だけど僕の中では、ただ楽しいからこの仕事を続けている感じです。

僕は楽しくないとすぐやめちゃうタイプなので(笑)。一つのことにハマったらそれをずっとやっちゃうんです。今もそれがずっと続いてるって感じです。

――先ほど稽古が楽しいというお話がありましたが、俳優のお仕事をしていてやりがいや楽しさを感じる瞬間はどんなときですか。

やっぱり本番ですね。舞台はお客さんが来てくれるから成立するものですし。舞台に出て客席を見たときもそうですし、カーテンコールのときも嬉しい気持ちになります。

でも、舞台に出るときは役のまま出ますけど、カーテンコールのときは素の自分なので、そこでは言葉に表せないような気持ちになります。お客さんも何ヶ月も楽しみに待っててくれたと思うと、感謝の気持ちも芽生えますし。それも俳優を続ける上での一つの原動力ではありますね。

やっぱり待っててくれるファンの方がいるから、一個背中を押されるというのはあるので。楽しいから続けているけど、もっと突き詰めるために背中を押してもらってるというか、特にツラいときにそう感じます。

――最後に改めて、本作への意気込みと公演を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

なかなか見たことのないような作品になってると思いますし、関西弁も口調がとても早くて、僕ら関西人にしか作れないような演劇になっていると思います。「ロミオとジュリエット」は悲劇と言われてますけど、「富美男と夕莉子」は悲劇ではありますが、ちょっと心が熱くなるような愛に溢れた作品になっていると思いますので、ぜひ観に来ていただけたら嬉しいです。

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:梁瀬玉実

インタビュー前編はこちら

公演概要

浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」

原案:ウィリアム・シェイクスピア
脚本・演出:末満健一

出演:
浜中文一
桜井日奈子
松島庄汰
近藤頌利
板倉チヒロ
幸田尚子
緒方晋
高木稟
明星真由美
オクイシュージ

<東京公演>
日程:2022年5月4日(水・祝)~17日(火)
会場:紀伊國屋ホール

<大阪公演>
日程:2022年5月29 日(日)~30日(月)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

公演問い合わせ:メディアミックス・ジャパン
http://www.mmj-pro.co.jp/contact/stage (平日11 時~17 時)

チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)

チケット好評発売中:
1.楽天チケット
詳しくはこちら ※PC/スマートフォン共通

2.キノチケットカウンター
紀伊國屋書店新宿本店5F(店頭販売10:00〜18:30) ※東京公演のみ取り扱い

3.キノチケオンライン
詳しくはこちら ※東京公演のみ取り扱い

公式サイト:https://www.mmj-pro.co.jp/tomiyuri2022
公式Twitter:@tomiyuri2022

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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