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藤田 悠×福山康平インタビュー 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』「映像や他の劇場ではできない演出にも注目してほしい」(前編)

INTERVIEW

――お二人が演じるアルバス・ポッター役について、注目してほしい部分はありますか?

藤田:必死に頑張っている姿です。なにかを訴えようとしていたり、なぜ怒ったりしているのか、という部分も汲み取っていただけたら、アルバスの気持ちが分かっていただけるのかな、と思います。

福山:アルバスはずっと出ずっぱりなのですが、葛藤するシーンが多くて。偉大な父のもとに生まれた劣等感を持っていながらも父に理解してほしい気持ちや、比べられながらも周りに認められたいという内向きなエネルギーを抱えている。思春期真っ只中の男の子が冒険をしていくなかでどう変わっていくのか、成長できたのかを見ていただきたいです。父であるハリーに似ているな、遺伝子を継いでいるなと思ってもらえるシーンもあると思います。

藤田:常に葛藤して打破したいという意思の強いファイト精神は、アルバスの魅力であり、尊敬できるところですね。

舞台の可能性が広がった演出にも注目

――『ハリー・ポッター』は原作や映画も人気の作品ですが、舞台ならではの本作の魅力はどういった部分だと思いますか?

藤田: 映画シリーズとしてやっていたものが、次は舞台なのかと驚きました。同時に、あの世界観をどのように表現するのか想像もできなくて…。僕自身が学生の時に自分達で舞台美術などをやっていたこともあって、専用劇場の設備などを見て、自分のなかでの舞台の可能性が広がりました。

福山:あのハリー・ポッターが目の前にいるという面白さもありますよね。それから、舞台でこんなことができるんだという驚きと、逆に映像ではできない舞台だからできる表現があるんだなと思いました。場面転換が、めちゃくちゃ面白いんです! ただ照明を消して明るくするという場面転換ではなくて、意味があるものになっているので、そこも注目して欲しいです!

藤田:そうですね、場面転換にも注目してほしいです。飽きさせないものになっています。場面転換だとは思えない。芝居と同じように、なんなら、芝居よりも頑張って稽古しているかもしれません(笑)。それくらい、見どころだと思います。

インタビュー後編はこちら

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:渡辺美知子
ヘアメイク:松村南奈(福山康平)、森本愛梨(藤田悠)
スタイリスト:西脇智代

衣裳:
<藤田 悠>
・パンツ
AS STANDARD × BIG JOHN
¥8,800

問い合わせ:ADONUST MUSEUM
渋谷区鶯谷町4-1-B1F
03-5428-2458

・Tシャツ
AIVER
¥6,050

・シャツ
LIBERE
¥22,000

問い合わせ:Sian PR
〒150-0002渋谷区渋谷2-2-3ルカビルⅡ2F~4F
03-6662-5525

<福山康平>
・セットアップ
Et baas
¥20,900

問い合わせ:Sian PR
〒150-0002渋谷区渋谷2-2-3ルカビルⅡ2F~4F
03-6662-5525

公演概要

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

【プレビュー公演】
[日程]2022年6月16日(木)~7月7日(木) 全22公演
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間30分(予定) ※休憩あり

【本公演】
[日程]2022年7月8日(金)~12月30日(金)2023年5月31日(水) ※ロングラン
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間30分(予定) ※休憩あり

【主催】TBS ホリプロ The Ambassador Theatre Group

【チケット情報】
チケット好評発売中!
ホリプロステージ https://harrypotter.horipro-stage.jp/ にてお買い求めいただけます。
※購入には事前の会員登録(無料)が必要

[金額](全席指定・税込、プレビュー公演&本公演ともに同金額)
SS席 17000円
S席 15000円
S席(6歳~15歳) 12000円
A席 13000円
B席 11000円
C席 7000円
9と4分の3番線シート 20000円(特典付き)
ゴールデン・スニッチ チケット 5000円
※未就学児入場不可
※ゴールデン・スニッチ チケットは、前週に抽選販売。各公演枚数限定で、座席はお選びいただけません。
※正規販売サイト以外のネットオークションや転売サイトなどでご入場券をお買い求めになられた場合、ご入場をお断りする場合がございます。

【出演キャスト】
ハリー・ポッター 藤原竜也/石丸幹二/向井 理
ハーマイオニー・グレンジャー 中別府 葵/早霧せいな
ロン・ウィーズリー エハラマサヒロ/竪山隼太
ドラコ・マルフォイ 松田慎也/宮尾俊太郎
ジニー・ポッター 馬渕英里何/白羽ゆり
アルバス・ポッター 藤田 悠/福山康平
スコーピウス・マルフォイ 門田宗大/斉藤莉生
嘆きのマートル 美山加恋
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー 橋本菜摘
デルフィー 宝意紗友莉/岩田華怜
組分け帽子 木場允視
エイモス・ディゴリー 福井貴一
マクゴナガル校長 榊原郁恵/高橋ひとみ

安藤美桜 安楽信顕 千葉一磨 半澤友美 川辺邦弘 小松季輝 前東美菜子 みさほ 扇 けい 尾尻征大 岡部雄馬 織詠 大竹 尚 大内慶子 佐竹桃華 佐藤雄大 篠原正志 鈴木翔吾 田口 遼 田中彩乃
手打隆盛 上野聖太 渡邉聖斗 薬丸夏子 横山千穂

【スタッフ】
オリジナルストーリー   J.K.ローリング
脚本・オリジナルストーリー ジャック・ソーン
演出・オリジナルストーリー ジョン・ティファニー

公式サイト:https://www.harrypotter-stage.jp/

あらすじ

ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、
かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。

魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。

そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。
彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!

二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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