吉岡里帆主演。伊藤あさひ、鞘師里保ら出演。パルコ・プロデュース2022『スルメが丘は花の匂い』開幕! コメントと舞台写真が到着
7月22日(金)より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにてパルコ・プロデュース2022『スルメが丘は花の匂い』が開幕した。8月には大阪ほか6ヶ所で巡演される。
本作の作・演出を手掛けるのは、岩崎う大(かもめんたる)。2013年にキングオブコントで優勝した実力派コント師でありながら、自身が手掛けた戯曲が岸田國士戯曲賞候補作にノミネートされるなど、劇作家・演出家としても近年注目を集める岩崎が、本作を書き下ろした。岩崎がプロデュース公演の作・演出を手掛けるのは、今回が初となる。
本作は、童話の世界を舞台に、少女たちの交流が描かれる唯一無二の「岩崎う大流」ファンタジー・コメディー。
主人公・縁緑(えにしみどり)を演じるのは、吉岡里帆。その高い演技力で話題作への出演が続いており、今起用したい女優No.1の呼び声も高い吉岡が、本作で満を持して舞台初主演に挑む。
クロエの幼馴染であるトム役には伊藤あさひ、ある物語の主人公として生まれてきた少女クロエ役には鞘師里保、クロエの父ハンス役は岩崎う大、クロエの幼馴染でトムの姉・ジーノを演じるのは牧野莉佳、クロエの母・レベッカ役にはもりももこ、旅人役に小椋大輔、スルメが丘に住む預言者・ノバ役にはふせえりと実力派キャストが揃った。
今回は、 作・演出の岩崎う大、主演の吉岡里帆、共演の伊藤あさひ、鞘師里保、ふせえりのコメントと舞台写真をお届けする。
コメント
岩崎う大
本日、無事に幕が開いてくれてホッとしています。面白いものができたと確信していますので、最後まで上演できたらと今は厳かな気持ちです。
緑は、実は僕を投影しているので、とても難しい役だと思います。(吉岡)里帆ちゃんは緑と一緒に地図を見て、時に道に迷いながらたどり着いた役づくりだったと思いますが、たどり着いた場所はもう迷わないと思います。初日に間に合わせるプロフェッショナルさを感じました。
吉岡里帆
『スルメが丘は花の匂い』は何の変哲もないOLが物語の生まれる世界へ迷い込んでしまったところから始まりますが、個人的にはストーリーに夏休みっぽさを感じています。劇場に来ていただいて、私が演じる縁と一緒に別世界へ迷いこんでいく楽しさや緊張感を感じていただけたら嬉しいです。ぜひ見に来てください。待っています。
伊藤あさひ
稽古中は「トムがかわいそうに見えるように」という文字を台本に沢山書いた記憶があります。う大さんから「ナチュラルな面白さを崩さないように、あさひはあさひのままで修正をしていった」と伺ったので、僕自身にもすでにかわいそうな要素があるのかな…と思っています(笑)
今日劇場で初めて通し稽古を行って、やっとスタートを切れたような気持ちと、何事もなくキャスト・スタッフ一同、そしてお客様も健康で千穐楽まで公演が行えるように色んなところで努力したいと思います!
鞘師里保
う大さんが演出をしていただくときに、実際にやって見せてくださって、セリフのトーンなど細かいところまで演出をして下さいました。そのおかげで、今作はストレートプレイなんですが、シーンを重ねていくうちに1曲の曲ができたような感覚になる稽古でした。
劇場に来て下さるお客様も慎重に来て下さると思うので、皆さんの気持ちをほぐせるよう、頑張っていきたいです。
ふせえり
とても努力してこの日を迎えられて、皆が「初日を迎えられて本当によかった」と、とても幸せな気持ちです。稽古中はずっとマスクをしていたので、今日初めてマスクを外して、あさひ君のカッコよさや、鞘師ちゃんの可愛さなど気づいて新鮮な気持ちでした。健康に気を付けて最後まで走り続けたいと思います。
舞台写真
撮影:岡千里
公演概要
パルコ・プロデュース 2022『スルメが丘は花の匂い』
2022 年 7 月 22 日(金)~31 日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作・演出:岩崎う大(かもめんたる)
出演:吉岡里帆/伊藤あさひ・鞘師里保/岩崎う大 牧野莉佳 もりももこ 小椋大輔/ふせえり
企画製作=株式会社パルコ
入場料金:8,500 円(全席指定・税込)※U-25 チケット=5,000 円
※未就学児入場不可
地方公演日程:
<大阪公演>
2022 年 8 月 6 日(土)~8 月 7 日(日)
松下IMP ホール
<福岡公演>
2022 年 8 月 11 日(木・祝)
久留米シティプラザ ザ・グランドホール
<広島公演>
2022 年 8 月 12 日(金)
JMS アステールプラザ 大ホール
<高知公演>
2022 年 8 月 14 日(日)
高知県立県民文化ホール オレンジホール
<愛知公演>
2022 年 8 月 17 日(水)
東海市芸術劇場 大ホール
<福島公演>
2022 年 8 月26 日(金)
いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール