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松下優也インタビュー ブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」「声が出せなくても楽しみを表に出してもらえたら嬉しい」(後編)

INTERVIEW

――本作ではアメリカ中の女性が熱狂しているコンラッド・バーディー役を演じられますが、松下さんご自身が今熱狂されているものはありますか?

今は冷めちゃったんですけど、最近『ONE PIECE』のカードゲームが発売されたんですよ。でもそれがまったく手に入らなくて一気に熱が冷めましたね(苦笑)。

――今年もミュージカル『ヴェラキッカ』、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、そして、今回のブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」と立て続けにミュージカル作品に出演されていますが、今年の出演作を振り返ってみていかがでしょうか?

昨年から舞台が続いていたのですが、るろ剣に関してはかなり長期間だったので、終わった後はしばらく仕事をしたくなくなりました(笑)。 しかもシングルキャストで、360度の劇場だから稽古も長くて公演数も多かったので、かなりやり切った感はありましたね。

――やはり長期間の作品だと、終わった後の達成感のようなものを感じたりされるんですね。

そうですね、1公演だけの日は夜公演よりも昼公演ばかりでした。なので、常に体力や精神面をキープしないといけないので、日々の体調管理も含めて緊張感のある日々だったと思います。

――昼公演の方が夜公演よりも体力を使うものなのでしょうか?

昼公演だと、前日の夜からの流れになるので、起きる時間も計算しないといけないので。睡眠時間もそうだし、何時に起きて何時からアップしてという感じで。夜なら自然と体も動くし声も出ますが、やっぱり昼に100パーセントでやるとなったら、いろいろと管理や調整が必要なので。

――今回はロックスター役を演じられますが、 今後やってみたい職業や役柄はありますか?

ミュージカルに限らずですけど、ちょっと悪い雰囲気の役はやりたいですね。やりたいというか、多分向いていると思うのですごく興味があります。

――悪い雰囲気の役柄も楽しみにしています。最後に本作を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

コロナ禍というのもあるので、あまり盛り上がったり声を出したりはできないと思うのですが、コンラッド・バーディーのライブシーンは席に座りながらでもノッてもらえたらと思います。そうじゃないとけっこう寂しい感じになると思うので(笑)。そこは自然に楽しんでもらいたいです。僕らも皆さんに楽しんでもらえるように一生懸命演じますので、声が出せなくても楽しみを表に出してもらえたら嬉しいです。

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:梁瀬玉実

インタビュー前編はこちら

公演概要

ブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」

原作戯曲:マイケル・スチュワート 音楽:チャールズ・ストラウス 作詞:リー・アダムス
翻訳・訳詞:高橋亜子 演出・振付:TETSUHARU 音楽監督:岩崎廉

出演:
長野 博 霧矢大夢/松下優也
寺西拓人/日髙麻鈴 内海啓貴 敷村珠夕/田中利花 樹里咲穂/今井清隆

大澤信児 加藤翔多郎 東島 京 星川 光 本田大河 溝口悟光
青山瑠里 石井千賀 七理ひなの 中村ひより 水野貴以 山木愛海 山本咲希 (50 音順)

【神奈川公演】
日程: 2022 年 10 月 18 日(火)~30 日(日)
会場: KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>

【大阪公演】
日程: 2022 年 11 月5日(土)~7 日(月)
会場: 森ノ宮ピロティホール

【東京ファイナル公演】
日程: 2022 年 11 月 10 日(木)
会場: パルテノン多摩 大ホール

企画:シーエイティプロデュース
製作:アミューズ、ぴあ、シーエイティプロデュース

公演 HP https://www.byebyebirdie.jp/
公式 Twitter @byebyebirdiejp

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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