松田昇大インタビュー 「舞台上ではめちゃくちゃ楽しんで、伸び伸びやっている」 【シアダンフォト vol.03】
THEATER GIRLだけの撮り下ろし写真が手に入る「シアダンフォト」企画。今回ご登場いただくのは、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage-trac.1の山田二郎役で舞台デビューを果たし、その後も「HELI-X」、「笑ゥせぇるすまん」THE STAGE、「アマネ†ギムナジウム オンステージ」など、話題作に出演されている俳優の「松田昇大（まつだ・しょうた）」さん。
第二弾では、クールでカッコいい表情の松田さんがご堪能いただけます。インタビューでは歌ったり踊ったりしているときのステージ上での心境や、今後やってみたい役柄などについてお話をうかがいました。
松田昇大としては「超楽しんで、伸び伸びやっている」
――『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage -』ではラップやダンスもありますが、舞台に立っているときの心境はいかがですか。
ラップの歌詞にもよるのですが、結構二郎ちゃんは激しいといいますか、みんなそうなんですけど、言葉使いが荒いので……。松田昇大自身はめちゃくちゃ楽しんでいます（笑）。本人としては超楽しんで、伸び伸びやっているかな。
あとダンスは、決められた振りを踊る部分と、フリーで踊る部分と分かれているのですが、フリーのときは「ここ、もうちょっとこうやってみよう」と本番中に作っているので、そういうのを考えながらライブをやることが多いですね。それで上手くいくと、「どうだ！ かましただろ！」みたいな気持ちになります（笑）。
芝居のときは仕草を一つだけ決めておいて、お客さんの反応を見ながら演じる
――そういうときに「気持ちいいな」と感じているのですね。そういったラップをしたり踊ったりするときは、演技をしているときとはまた感覚が違いますか？
全然違いますね。そもそも自分はまだまだ勉強中の身なので、芝居のときは「こうしたいから、こうしよう」みたいなことはあんまり考えていないかもしれないです。多分自然な動きが一番いいと思うので。濃いキャラのとき……、それこそ『笑ゥせぇるすまん』の園長先生の役のときは「胸を強調させよう」とか、「脚を見せよう」とかは決めていましたがそういうのくらいですかね？ 仕草を一つだけ決めておく、みたいな。あとはもうその場のノリで、お客さんの反応を見ながらやっています。
――その日の空気感で、芝居の感覚も変わっていく感じでしょうか？
そういうのもありますね。
幅広い役柄の経験を活かして、今後は救われない悪役を
―― 以前インタビューで、悪役をやりたいとおっしゃっていましたが、その目標はいかがですか。
悪役は、まだ叶っていないですかね。でも『シュウカツ4 人狼面接』という映画で、悪役とまではいかないですが、結局人狼と言われて面接に落ちる役でしたし、あと「HELI-X」のシュンスイも悪まではいかないですが、ちょっとクレイジーな部分があったりもするので、徐々に叶っているような……。
――ちょっとずつ近付いていますか？
はい、近付いているかなと思います。がっつり救われない悪というのはまだなので、そこに向けての段階かなと。
――いろんな作品をやられているので、かなり幅広い役を演じられていますよね。
そうですね。人間の役から茶封筒の役までやりましたから（笑）。幅広いです。今後は完全なる悪を、人間の悪をやってみたいです。
――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。思うようにいかない世の中ではありますが、ちょっとでも、何かみなさんに元気になってもらえるようなものを作っていきたいので、これからも応援してほしいなと思います。そんな僕にこれからも期待していただけたらうれしいです。よろしくお願いします。
「シアダンフォト vol.03 第二弾」松田昇大さんの撮り下ろしフォトが販売開始！
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取材・文：THEATER GIRL編集部
Photo：青木早霞（PROGRESS-M）
ヘアメイク：YUZUKI合同会社
スタイリング：金野春奈
衣装協力：AMALA、Pantofola d’Oro(ADONUST MUSEUM)
