佐野真白インタビュー「仲間は自分も頑張ろうと思える、励みになる存在」【シアダンフォト vol.06】
THEATER GIRLだけの撮り下ろし写真が手に入る「シアダンフォト」企画。第6回にお迎えしたのは、舞台『刀剣乱舞』 綺伝 いくさ世の徒花 にっかり青江役や舞台「文豪とアルケミスト 戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)」草野心平役など様々な作品に出演している「佐野真白(さの・ましろ)」さん。
インタビューでは、目標とされている俳優さんやご自身の意外な一面などについて語っていただいています。
中身は男っぽい性格だから男らしい役を演じてみたい
――佐野さんが、目標とされている俳優さんはいらっしゃいますか?
植田圭輔さんに憧れています。どちらかというと外見の印象は柔らかい雰囲気ですが、すごく男らしいお芝居をされる方なので、そのギャップに惹かれます。僕は昔、見た目が女の子みたいとよく言われていたんですが、中身は男っぽい性格なんですよね。だから男らしい役を、演じてみたいなと思っているので、植田さんは目標の一人です。
同じ事務所の先輩である和田琢磨さんも、事務所を移籍する前から憧れている方で、僕が移籍した理由の一つでもあるんです。琢磨さんは、自然なお芝居がずば抜けている方だと感じていて。さっき隣で座っていた琢磨さんが、そのまま板の上にたっているような感覚でお芝居をされるのですが、役としてしっかりと存在されているんですよね。折角、一番近いところで見られる機会をいただけたので、これから勉強させていただきたいです。
――ちなみに、佐野さんが切磋琢磨されている同士のような方を挙げるとしたらどなたでしょうか?
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの山吹のみんなとは、本当に仲が良いですね。僕が高校生の時からの付き合いなので、みんなの活躍もずっと追っています。仕事仲間というより、本当の仲間という意識がすごく強くて、それが今でもずっと続いています。みんなも頑張っているから、僕も頑張ろうと思える、すごく励みになる存在ですね。
今までいろんなカンパニーで先輩たちに仕掛けに行っている
――少しパーソナルな質問もうかがっていきたいのですが、佐野さんが、日常でほっと一息つける瞬間はどんなときでしょうか?
家に帰宅したときですね。実家に住んでいるんですが、やっぱり家族がいるというのは大きいです。お仕事をしているときは、無意識に緊張の糸を張り詰めていることが多いんですけど、帰宅すると緊張が解けるし、安心します。
――あまり人には話していないご自身の意外な一面はあったりされますか?
皆さんを驚かせないように小出しにはしているんですけど、僕はラップが好きなんです。世に作品を出してはいないですが、歌うのも聴くのも好きです。ラップは幅広く聞いていますが、中でも詩的なアーティストさんが好きで、KID FRESINOさんやZORNさんのような、歌詞を聞き入ってしまうような方が好きですね。
実は、今までいろんなカンパニーで先輩たちにラップを仕掛けに行っていて。キョトンとされる方もいれば、ノリノリで返してくれる方もいます(笑)バックステージ映像に隠し撮りされていることもあるので、知っている方もいるかもしれません。後は格闘技も好きです。趣味は男らしいものが多いかもしれないですね。
――では、最後に応援してくださっているファンの方へメッセージをお願いします。
僕はすごくマイペースでのんびりとしている性格なので、応援してくださる方には心配をおかけしてしまうこともあるかもしれません。でも、自分なりに一歩一歩踏みしめながら頑張りたいと思いますので、これからも応援してもらえたら嬉しいです。
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販売期間:2023年6月27日(火)~2023年7月18日(火)
取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:梁瀬玉実
ヘアメイク:YUZUKI合同会社
スタイリング:ホカリキュウ