ふぉ～ゆ～主演「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance? 篇」ゲネプロ・囲み取材レポート

――マスクをして稽古するのは苦しいと思いますが、外したときの解放感はありましたか？

福田：稽古場でずっとマスクを着けて稽古をしていて。昨日劇場入りして、舞台上で初めてマスクを取ってみんなで稽古をしたんですけど、まあ恥ずかしくて。なんだろう顔の下半身を出しているような、そういう気持ちになりましたね。

越岡：全然キラーワードじゃねえじゃねえか！　でも皆さんもそんな経験あると思うんですよ。（マスクを）外すのが恥ずかしい感じになってきますよね。

――でも、思った以上に声通ってるな～と思いましたか？

越岡：ありますね！　こんなに声が通るんだっていうのと、あと、多分僕たちずっとマスクをしてダンスナンバーをやっていたので、体力が付いたのか、マスクを取って踊ったらなんかぴんぴんしてるんですよ。

小林：高地トレーニングみたいな？

越岡：そうそう！　多分肺活量が増えてるんじゃないかなって思いますね。

――ちなみに前野さんが混じっていると、ふぉ～ゆ～に見えてしまったりしませんか？

越岡：絶対ないと思います！（笑）

小林：迷って出てきちゃったおじさんだよね。

松崎：でも、本当に同じメンバーのような気持ちにはなりますよね。

小林：前野さん、踊りを間違えると「間違えた」って言っちゃうんですよ。その後も、ずっとぶつくさ喋っちゃうので、ふらっと来たおじさんが喋りながら出てる状態になってるという（笑）。

辰巳：放課後の厨房男子七不思議のひとつが、前野さんが制服を着るとタクシードライバーに見えるっていう。すごく汗っかきで一生懸命やってくださるので、前野さんがいたところがわかるんですよね。

――そうなんですね。滑りませんか？

辰巳：滑らないですけど、ネタが滑っちゃってるかもしれませんけど（笑）。

小林：怖っ（笑）。前野がいた場所に立つとネタが滑るの？

辰巳：でもそれくらい前野さんがこの厨房男子にアクセントを加えてくださっているので、本当に一緒にやっていて楽しいですね。

次のページ： 感覚的にはふぉ～ゆ～と顕作さんの作る新喜劇のような気持ち