前川優希インタビュー 『忠臣蔵 討入・る祭』 「今回はもう一個違う気持ちで臨まないといけない」
INTERVIEW
――第一部のお芝居パートは、『O-ICCEAN’S11~謎のプリンス~』ということで、「忠臣蔵」をベースとした物語となっていますが、前川さんが演じる東山天皇の見どころについて聞かせていただけますか。
「忠臣蔵」については、ざっくりと知ってはいたんですけど、史実としてはあまり知らなかったので、お話をいただいたときにどういう話なのか改めて調べたんです。でも、あまり東山天皇という文字が出てこなくて(笑)。赤穂浪士とか、吉良上野介とか浅野内匠頭とか大石内蔵助の名前は出てきたんですけど、東山天皇が、どんな風に忠臣蔵に関わってくるのか、まだよくわからない部分が多いんですよね。
まだまだ勉強不足なんですけど、る・ひまさんの祭シリーズは“IF”をやるっていうのが恒例なので。史実ではそうではなかったかもしれないけど、今作ならではの“IF”を取り入れた役作りを、Wキャストの松田(岳)さんと一緒にできたらと思います。どういう風に話に関わっていけるかは、本当に今から脚本が楽しみでしょうがないですし、早く稽古がしたいですね。
あと、個人的にすごく楽しみなのが、いつもチームやペアで演じる役柄が多くて、一人で自立している役をいただくことが今まであまりなかったんです。脚本がどうなっているかまだわからないですけど、東山天皇は、一人で自立している役柄な気がするので、どういう風に登場人物と関わっていくのかがすごく楽しみです。いろいろと模索しながら頑張っていきたいなと思います。