竹内雄大インタビュー ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 「新青学(せいがく)を好きになってもらいたい」(後編)
2025年1月11日(土)より日本青年館ホールを皮切りに、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs比嘉が上演されます。
2003年の始動から2.5次元ミュージカルの金字塔として、今もなお進化を続けるミュージカル『テニスの王子様』(通称:テニミュ)。テニミュ4thシーズンの6作目となる今作では、中学生テニストーナメントの関東大会を勝ち抜いた青学(せいがく)が、沖縄のダークホース・比嘉に挑む、全国大会の緒戦が描かれます。
新青学(せいがく)、比嘉のキャストには、11月に行われた新キャストお披露目会で本公演に先駆けて観客の前にお目見えした19名に加え、比嘉のテニス部顧問、早乙女晴美がテニミュに初登場。さらに、不動峰・六角・立海のキャスト12名と、テニミュボーイズ2名が加わり、真冬の寒さを吹き飛ばすような熱い公演が届けられます。
THEATER GIRLは、新キャストとして本作から主人公越前リョーマ役を務める竹内雄大さんにインタビュー。後編では、青学(せいがく)キャストを始めとした共演者の印象や印象的なエピソード、竹内さんが俳優を目指したきっかけなど、俳優観のお話についてもうかがっています。
みんなで支え合いながら成長している感じ
――先ほど不知火知弥役の高岩(芯泰)さんのエピソードもありましたが、 青学(せいがく)キャストの皆さんを始めとした出演者の方々の印象やエピソードがあれば聞かせてください。
青学(せいがく)メンバーは、僕と同じように舞台やミュージカルへの出演が初めての方が多いので、みんなで支え合いながら成長している感じがします。僕たちが成長していくのと同時に、比嘉のみんなも成長していっているので、お互い切磋琢磨している感じがして、本当に助けられています。
――本作のテニスのように、竹内さんが今までに全力で打ち込んだものはありますか。
なかなか芸能活動に打ち込めない時期もあったのですが、それを経ていろいろなオーディションや演技の勉強やレッスンを受けさせていただいて芸能活動により一層励むようになりました。
それで今回テニミュへの出演が決まったので、今まで頑張ってきてよかったなと思います。
――昔から俳優になりたいという思いがあったのでしょうか。
元々はアイドルの研究生として活動をしていたのですが、ダンスや歌を重点的にやっていたので、今回その経験もテニミュで活かせることができたので、よかったなと思います。
――今まで頑張ってきたものが集約して活かせているのですね。竹内さんが俳優を目指したきっかけについて聞かせていただけますか。
以前、同世代の子たちと一緒にレッスンを受けさせてもらったんです。そこで同世代の子たちがこんなに真剣にやっているんだとすごく刺激をもらって。そのモチベーションを受け取って励むことができたので、その経験が俳優活動をする上での分岐点になっていると思います。
――今後、目指す俳優像はありますか。
今回稽古を重ねていく中で舞台の楽しさに気づいたので、今後もいろいろな舞台に挑戦してみたいですし、それと同時にドラマなどの映像作品にも出演したいです。
――稽古を通して舞台のどんなところに楽しさを感じたのでしょうか。
稽古では、演技についてとても細かく役作りをしていくので。みんなで役を作っていく過程がすごく楽しいなと感じて、舞台っていいなと思いました。
――稽古も本番もあるので、さらに密度が濃くなりそうですね。今後、目指す憧れの俳優の方はいらっしゃったりしますか。
事務所の先輩である窪田正孝さんです。僕が初めて演技という観点で観た方で、 「この人すごい!」と思った俳優さんが窪田さんでした。僕もそんな風に思わせられるような人になりたいなと思います。
マイブームは『テニスの王子様』
――竹内さんが稽古中の息抜きにしていることやリフレッシュ法はありますか。
お母さんやおばあちゃんが僕の飼い猫「茶太郎」の写真や動画を送ってくれるので、休憩中に見て癒されています。それを見ると稽古を頑張ろうという気持ちになりますし、本当に癒されますね。
――稽古でお忙しい毎日かと思いますが、最近のマイブームはありますか。
それこそ、今はずっと『テニスの王子様』のことを考えているので、マイブームは『テニスの王子様』です! すでに全巻読んでいるのですが、出演が決まってからはリョーマくんにフォーカスして読むようにしています。最初は物語全体を読んでいたのですが、リョーマくんにフォーカスして読んでみると、心情の変化がすごく細かく描かれていて、あらためて原作の素晴らしさに気づきました。
――2024年はどんな一年でしたか。
2024年はやっぱり東京に出てきたことが思い出深いですね。ずっと愛知で暮らしていたのですが、実際に東京で暮らしてみると、家族の温かさが身に染みました。
―― 本公演は2025年の1月から始まりますが、2025年はどんな一年にしていきたいですか。
2025年は、まずは比嘉公演を成功させて、僕たち新青学(せいがく)を好きになってもらいたいです。そこから僕もお客さまの力を借りて成長できたらなって。そういう一年にしていきたいです。
――では、最後に本作を楽しみにされている皆様に向けてメッセージをお願いします。
僕たちも今すごく力を入れて稽古に励んでいます。 比嘉の他にも不動峰や六角、立海など、今までに出演してきた方たちにも支えられて、青学(せいがく)が初めて皆さんの前で公演をお見せできます。お披露目会で観てくださった方もそうでない方も、改めてこの公演で僕たちのつくるミュージカル『テニスの王子様』を好きになってもらえたらうれしいです。
取材・文:THEATER GIRL編集部
撮影:Jumpei Yamada
公演概要
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs比嘉
原 作 許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・作詞・演出 三浦 香
音 楽 坂部 剛/Yu (vague)
振 付 遠山晶司(梅棒)/YOU
主 催 テニミュ製作委員会
協 賛 ファミリーマート
出 演:
<青学(せいがく)>
越前リョーマ役:竹内雄大、手塚国光役:寺田友哉、大石秀一郎役:藤本力翔、
不二周助役:橋本勇大、乾 貞治役:世良大雅、菊丸英二役:長嶺龍汰、
河村 隆役:坂上翔麻、桃城 武役:有岡歩斗、海堂 薫役:渡邊 樹、
堀尾聡史役:大山蓮斗、加藤勝郎役:加藤央睦、水野カツオ役:中川湊斗
<比嘉>
木手永四郎役:二階堂 心、甲斐裕次郎役:益川和久、平古場 凛役:桜井 一、
知念 寛役:坂田大夢、田仁志 慧役:平川聖大、不知火知弥役:高岩芯泰、
新垣浩一役:津山晄士朗、早乙女晴美役:鷲尾 昇 ※田仁志 慧の「慧」は旧字体
<不動峰>
橘 桔平役:熊沢 学
<六角>
葵 剣太郎役:宮脇 優、佐伯虎次郎役:松永有紘、黒羽春風役:桐田伶音、
天根ヒカル役:栗原航大、樹 希彦役:森下紫温、木更津 亮役:岸本舜生、
首藤 聡役:中嶋 健、オジイ役:うじすけ
<立海>
真田弦一郎役:速川大弥、柳 蓮二役:梶山武雅、柳生比呂士役:中山清太郎
<テニミュボーイズ>
徳田海斗、樋口明志
公演日程
東京公演 2025年1月11日(土)~1月19日(日) 日本青年館ホール
大阪公演 2025年1月25日(土)~2月2日(日) 梅田芸術劇場 メインホール
東京凱旋公演 2025年2月8日(土)~2月15日(土) TACHIKAWA STAGE GARDEN
チケット料金 7,800円(全席指定/税込み)
お問合せ ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/contact/
公式サイト https://www.tennimu.com/
テニミュ・モバイル https://sp.tennimu.jp/
©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
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