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平間壮一インタビュー Broadway Musical「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」「人間だなと思えるのがこの作品の好きなところ」

INTERVIEW

――今まで様々なミュージカルに出演されていますが、今作の楽曲の魅力はどんなところにあると思いますか?

やっぱり“ラテン”じゃないでしょうか。ラテンのリズムが、聴いている人を勝手に心踊らせる感じの音楽になっていて、例え悲しいことを歌っていたとしても、前向きになれるリズムになっていると思います。

楽曲を聴くと、一見ハッピーなミュージカルなのかなって思うんですけど、それだけではないんですよね。ただ、言葉では前向きじゃないことを言っていたとしても、音楽はすごく前向きで。「苦しい世の中だけど、前向きになれるように立ち向かっていこう」というのが、音楽自身にある気がするんです。そこが今作の楽曲の魅力かなと思います。

――今作の楽曲は、ラテンのリズムとラップが組み合わさっているような感じですが、アプローチはしやすいものですか?

1曲目からずっと、ラテンのリズムが刻まれてるんですね。「カッカッカ、カッカ」っていうところから始まって、だんだんとメロディが付いて、それに乗って言葉を喋るだけでラップになっていくような感じで。作曲の(リン=マニュエル・)ミランダのマジックがかかっているなと思いました。

――実際に、パフォーマンスをしてみて大変なところはありましたか?

まだまだ全然甘いんですけど、運の良いことに、ダンスもラップも小さい頃からやっていたので、Microさんとすり合わせながら無理なくやれている気がしますね。

――歌稽古で苦戦している部分や、今回新しくチャレンジしていることなどはありますか?

普段のメロディが付いているものよりも、ラップという部分では、よりリズム重視になっていると思います。言葉のリズム遊びみたいな部分で言うと、早口言葉にリズムが付いている感じなので、そこは挑戦ですね。文字にすると難しいのですが、縦の1、2、3、4っていうリズムだけではなく、その中での遊び方っていうのをはずさないようにしようと、今頑張っているところです。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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