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小笠原 海(超特急)インタビュー 『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』 「原作へのリスペクトと愛を持って演じられたら」(前編)

INTERVIEW

2025年3月7日(金)より東京・サンシャイン劇場、4月4日より大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』が上演されます。

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズの3作目として1995年に発売されたアクションRPG『聖剣伝説3』のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した超人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立と試練の物語が、待望の舞台化となります。

THEATER GIRLは、本作で主演のデュラン役を演じる、超特急2号車・カイとして活動中の小笠海さんにインタビュー。前編では、本作への思いや見どころ、稽古の合間の息抜きの方法などについてうかがいました。

本作の豪華さに「アベンジャーズみたいになりそう」

――今回が初のストレートプレイの舞台への出演、さらに初の主演舞台になりますが、出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか。

純粋にうれしかったし、光栄でした。それと同時に、リアルタイムでゲームをプレイしたことがない僕でも聞いたことのあるタイトルが舞台化されることに驚きました。発売から30年たった今でも原作ファンが多くて、長く愛されている作品なので、愛と責任を持って演じられたらと思います。

――大人気のゲーム作品の舞台化とのことで、やっぱりプレッシャーもあったのでしょうか?

プレッシャーがないと言ったら嘘になりますが、萎縮してしまうのも違うのかなと思っています。一番大事なのは原作へのリスペクトと愛を持って演じられたらと思うので、今はプレッシャーよりも楽しみのほうが大きいです。

――舞台への出演は今回で3作目になりますが、初のストレートプレイへの挑戦になりますね。

前回は朗読劇だったので、がっつりとした舞台はほぼ初めてなのですごく新鮮です! 朗読劇は稽古期間もそんなに長くなかったので、こんなに稽古期間と本番が長い舞台は初めてなので、とてもワクワクしています。

――朗読劇とは、また稽古の内容も違ってきますよね。

違いますね。殺陣の稽古でも、これまで作品やライブで日本刀を使っての殺陣はやったことがあったのですが、西洋の殺陣は今回が初めてなんです。正直、殺陣に西洋の型があることも知らなかったので、すごく新鮮な気持ちで楽しくやれています。殺陣の先生もいらっしゃるので、キャラクターの性格とすり合わせながら稽古を進めているところです。

――原作は、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した超人気作で、今回初の舞台化になりますが、舞台ならではの見せ方や楽しみ方があれば教えてください。

ゲームをプレイしたことがある方も、自分の手を離れて舞台でキャラクターが動くところは新鮮に感じていただけるのではないかなと。ゲーム版ではキャラクターを3人しか選べないですが、舞台では6人全員でパーティーを組んで冒険していくオリジナルの展開なので、きっとゲームファンの方にも楽しんでいただけるのではと思います。

――人数も多いので迫力もありそうですね。

アベンジャーズみたいになりそうですよね。いろんな戦士がちがう戦法で、それぞれの目標のために一つになって戦うのは、この作品ならではだと思っています。

――やっぱり戦闘シーンも多いのでしょうか?

ガッツリありますね。絶賛稽古中なのですが、武士の型ともまた違うんです。キャラクターとすり合わせながらやる新鮮さもあり、難しさもあって、いい挑戦をさせてもらっています。

――本作で演じるデュランならではの見どころを挙げるとしたらどんなところでしょうか?

豪快なアクションが魅力的だと思います。衣裳も作り込まれていて、ウィッグがすごく重いんです。今、制作チームが軽量化してくださっているので、ゲームから飛び出した衣裳をまとって、縦横無尽に舞って、戦うのが楽しみです。

両方の活動がいい相乗効果になっている

――小笠原さんは、2号車・カイとして『超特急』でのグループ活動も行っていますが、グループ活動とソロでの活動では、取り組むにあたっての違いはありますか。

一人での活動は、自分ですべて決めて進めていかないといけないところが違いかなと思います。でも、ソロ活動をすることで、それぞれがグループに対して良い作用をしているのかなと。ソロ活動の時に「超特急の子だ」と言われることもありますし、グループでいる時に「あのドラマに出ていた子だ」と言われることもあるので、両方の活動がいい相乗効果になっていると思いますね。

――舞台への出演も、また新しい刺激になりそうですね。

普段ライブでお客さまの前でパフォーマンスすることと映像作品でお芝居をすることの全てが詰まっているので、舞台は今までやってきたことの集大成な気がします。ライブは目の前でリアルな反応があって、映像作品は放送後に反応がありますが、それが全て混ざっているのが舞台なのかなと思います。

――現在、絶賛稽古中とのことですが(取材時)、なにか息抜きとしてやられていることはありますか?

今は息抜きする時間はあまりないのですが、その中でもスマホのゲームはしています。もともとゲームが好きなのもあって、たまに課金もしたりして(笑)。

――稽古を長い期間することは初めてとのことですが、稽古を重ねる中でなにか新鮮に感じられていることはありますか?

メンバーではない方との活動となると空気が違って新鮮ですね。

――舞台では、稽古も含めて数か月間一緒にいることになるので、これからさらにチームワークも深まっていきそうですね。

そうですね。今はほぼ毎日稽古でカンパニーのみんなと一緒にいるので、次にメンバーに会った時に人見知りしてしまうかもしれません(笑)。

取材・文:THEATER GIRL編集部
撮影:Jumpei Yamada

公演概要

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』

【原作】 聖剣伝説3 TRIALS of MANA(スクウェア・エニックス)
【音楽】 菊田裕樹

【脚本・演出】 松多壱岱(ILCA)

【出演】 小笠原 海(超特急)
青柳塁斗 飯窪春菜 礒部花凜 阿久根温世(ICEx) 宮崎あみさ
最上もが 高尾颯斗(ONE N‘ ONLY)
桜庭大翔 野本ほたる 山本龍人(ICEx)
石坂 勇
高木トモユキ 原西孝幸(FUJIWARA)
合田雅吏
ほか

【公演情報】
<東京公演>
会場:サンシャイン劇場 (〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4 文化会館ビル4F)
日程:2025年3月7日(金)-3月16日(日)

<大阪公演>
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール (〒 540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城3-6)
日程:2025年4月4日(金)-4月6日(日)

【チケット料金】
全席指定 12,100円(税込)
※未就学児童入場不可

【主催・企画・製作】 エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ 【企画協力】スクウェア・エニックス
【東京お問合せ】 公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00-17:00)
【大阪お問合せ】 キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00-18:00 ※日祝休み)

【公式HP】 https://seiken3-tom-stage.com/
【公式X】 https://x.com/stage_seiken

© SQUARE ENIX

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