• HOME
  • topic
  • INTERVIEW
  • 岸本勇太が抱く芝居への情熱「稽古中に“見えた”瞬間が一番楽しい」【シアダン vol.03】(後編)

岸本勇太が抱く芝居への情熱「稽古中に“見えた”瞬間が一番楽しい」【シアダン vol.03】(後編)

INTERVIEW

Q. 実はこれが自慢できるという、隠れた特技はありますか?

隠れているのか、隠れていないのか微妙な特技なんですが、お肉の焼き加減にはかなり自信があります! お肉がすごく好きで家でよく焼くんですけど、レアなのに火が通ってるのがポイントで。そんなに高くないお肉を買ってきて、それをいかに柔らかくするかという工夫をしてます。両面に焼き目をつけてから取り出したものをアルミホイルに包んで、20分から30分くらい蒸らすと、中が完全にピンクになるくらいに熱が通って、お店みたいな焼き加減になるんですよ。

「お店で出されるお肉って、あんなに赤くて柔らかいのに、どうしてお腹が痛くならないんだろう?」と思って、調べて出てきたこの方法をやってみたら……もう今ではだいたいこのやり方で焼いてます。ブロックのタンを買ってきて、厚く切って焼いてもいい感じになりますよ。

Q. 小さい頃からサッカーをされていたそうですが、どんなお子さんでしたか?

落ち着きがないし、座ってられない子どもで、ずーっとボールを追いかけてました。当時の小学校の先生には本当にゴメンなさいなんですが、本当に授業を飛び出してサッカーをしている集団にいましたね。低学年の頃は、みんなが机に向かっている最中に席にいなくて、グラウンドでボールを蹴っているという……。言い訳じゃないんですけど、僕らのサッカー少年団は50年以上ぶりに県で1位を収めるという快挙を成し遂げたんですよ。それも、それだけサッカーが好きだったからかなと思うんです。人が集まりにくい田舎なのに、僕らのチームは30〜40人くらいいたので、そのうちの11人は競争率が高かったですね。その環境で強くなった面もあると思います。

Q. 一度だけ過去に戻れるなら、いつに戻って何をしたいですか?

基本的には、あまり過去に戻りたいと思ったことがないし、そういう生き方をしたいなと意識をしているんですけど。それでもあえて言うならば、高校時代に戻って、サッカーの道に進んでいる自分を見てみたいです。真剣にプロを目指していて、山梨のヴァンフォーレ甲府のJユースにも受かっていたんですが、こっちの道を選んで今があるので。でも、もしあちらの道を選んでいたらどうだったんだろうと思って。最近は僕らくらいの世代から代表でバリバリ活躍する人も出てきているので、サッカーの道に進んでいたら、自分は今頃どうなっていたんだろうなと思ったりします。それくらいですかね。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

プロフィール

PICK UP

関連記事一覧