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岸本勇太が抱く芝居への情熱「稽古中に“見えた”瞬間が一番楽しい」【シアダン vol.03】(後編)

INTERVIEW

THEATER GIRLが注目する“今知りたい若手俳優”へのインタビュー企画「シアダン」。第3回にお招きしたのはミュージカル『薄桜鬼 志譚』永倉新八役や「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」雲雀恭弥役などを演じている「岸本 勇太(きしもと・ゆうた)」さん。

俳優としての活動のほか、ソロシンガーとしての顔も持っている岸本さんに、後編ではパーソナル・クエスチョンに答えていただき、さらに彼の素顔に迫りました。まるで恋愛映画のワンシーンのような夏の思い出とは……?

インタビュー前編はコチラ

Q. 硬派な役やクールな役を演じられることが多いですが、岸本さん自身は自分のことをどんな性格だと思っていますか?

よく、外見で「パッと見クールだね」って言われるんですけど、しゃべると全然ちがうし、しゃべり過ぎるとアホが出ると……(笑)。だから中身を知った人には「第一印象とすごくちがう」って言われるんですよ。だから「クール & アホ」って書いておいてください。(一同笑)

周りの人からはどう見られているか? もう、本当そんな感じですよ。(椎名)鯛造さんにも「お前、ホントしゃべり過ぎるなよ」ってよく言われますし。中河内(雅貴)さんには「カッコつけないほうがいいよ」「先輩としてはそのほうが愛せるし、話すと全然ちがうんだから」って言われて。どうなんでしょうね、これ。いいギャップだといいんですけど(笑)。

Q. 最近ハマっているモノやコトはなんですか?

舞台に続けて出させてもらううちに、ケガをしないことがやっぱり一番大事だなと思うようになったんです。お仕事としてやらせてもらっていますし、殺陣も多いので。それにはケアが大切だということで、自分でケアグッズを揃えるようにしてます。例えばフットマッサージャーを買ってみたりとか。今までは服やアクセサリーを買ったり、自分の趣味にお金を使ったりしていたんですけど、ケア用品に重きをおくようになりました。

あとは、カフェオレがめちゃめちゃ好きなので、最近は自分でいろいろなメーカーの豆乳を買ってきてはコーヒーと混ぜてみたりしてます。「これはちょっと合わないな」「こっちはいけるな」ってオリジナルのブレンドを作ったり。

ジューサーも買ったので、できるだけ朝は作るようにしてるんです。夏だと、バナナやイチゴを凍らせておくんですけど、すごく簡単ですよ。もう皮を剥いたりした状態にしてあるものをジューサーに突っ込んで、バーっとやって、あとはそのままなので。稽古場にも持って行ったりしますね。あ、そうだ、甘酒も入れる時があります。甘酒って“飲む点滴”っていうくらい、身体にいいらしいんですよ。そうやって、少しでも身体にいいものをって意識するようになったら、前よりも喉のケアに行く回数が減ったりと、いろいろ強くなった気がします。免疫力も上がってる感じがしますし。

Q. 最近で一番感動した瞬間は?

そうだなぁ……。「薄桜鬼」の時には、袖で毎日涙を流してましたね。僕、ああいう熱い生き様みたいなのが好きなので、公演の度に衣装の早替えをしながら泣く、みたいな(笑)。普段はそんなに涙を流したりはしないんですけど、もう、ね。ほかの役者さんもみんな、ボロボロになってたりする状態だったので。さっきも言ったように「感情がコントロールできなくなった瞬間が一番美しい」って、本当にその通りだなと思ったんですよ。めちゃめちゃカッコよかったし、すごく心が動かされる瞬間でした。

普段の生活の中だと「アベンジャーズ/エンドゲーム」かな。僕はあまり映画は観ないんですけど、アベンジャーズ・シリーズが大好きで、全部観てるんです。「〜エンドゲーム」はファンとしては心揺さぶられたシーンがあって……最後のシーンがもう……。映画館中のみんなが涙を流して鼻をすする音がしてましたね。あれは感動しました。

Q. 山梨県出身ということで“やまなし大使”もされていますが、山梨のおすすめスポットを教えてください。

鳴沢氷穴っていう洞窟があるんですけど、暑い時期には避暑地にぴったりです。むしろ寒いくらい。夏の山梨は盆地で熱が抜けにくいこともあって、かなり暑いんです。40度とかで毎回ニュースになるくらいなので、涼めるスポットとしてはおすすめですね。ただ、女性が半袖やタンクトップで行くのは危険だと思うので、風を通さないウィンドブレーカーなど、1枚羽織れるものがあったほうがいいかなって。それくらいクールになれます(笑)。そのほかにも、富士五湖あたりは涼しい感じのものがいろいろあるのでいいんじゃないでしょうか。

山梨に行くバスツアーもやったんですけど、そこはちょっと回れなかったんですよ。BBQをやったり、ほうとう打ち体験をやったりと、「山梨といえば」っていうものをみなさんに体験してもらったので。それを機に「山梨にまた行ってみたい」って言ってくれる方もけっこういたので、夏に行くなら鳴沢氷穴がおすすめだなと思って紹介してみました。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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