蒼木陣インタビュー 「いろんな方との出会いを通して“今の自分を残しておきたい”と思えた」
――和服での撮影もされたとのことですが、カメラマンのアライテツヤさんとの撮影時に印象的なエピソードはありますか?
アライさんは、すごくファンキーなおじさまで(笑)。ご本人が明るくて楽しいことが好きな方だったので、僕も一緒に楽しい雰囲気になれました。海の撮影が終わって「ちょっと休憩しようか」と言ってたら、アライさんは、「ちょっと海行ってくるわ」って泳ぎに行ってしまったりして(笑)。そんな明るいアライさんとご一緒できたので、より明るい表情を引き出してもらえたと思います。
――沖縄本島、石垣島、竹富島で撮影されたとのことで、やはり自然のロケーションを活かしたお写真が多いのでしょうか?
そうですね。さっき和服のお話が出ましたが、今回一番残したかったのは、陸奥守吉行と出会って経た“笑顔”だったんですけど、和服も、芸能の仕事を始めてからいろいろとやらせていただく中で、時代劇と出会えたことから和服が好きになって。好きになれたものの一つだったので、今回、古民家という東京ではできないようなシチュエーションで本格的な和服を着て、現地の空気も感じながら撮れた和服のショットも今の自分にぴったりだったなと思います。
――和服のお写真は、まだ解禁されていないので写真集を見てからのお楽しみということですね。
そうですね! まだ見せないよ(笑)。綺麗な写真をいっぱい撮ってもらったので開いてからのお楽しみですね。
――夜景をバックにしたお写真もありますが、昼間から夜の時間帯まで、かなり長時間撮影をされていたんですね。
そうですね、キメキメのスーツっぽい衣裳でも撮影しました。海沿いにあるおしゃれなカフェバーで撮影させてもらったんですけど、非日常な感じが写真集ならではだなぁと感じましたし、撮影場所の雰囲気や衣裳、現地の空気とかも相まって、また昼間とは違った大人の表情も撮ってもらえたなと思います。
――笑顔以外に、大人な表情もあるということで見どころが満載ですね。
そうですね、見ていただけたら「いろんな蒼木おるやんけ」って思ってもらえるんじゃないかと思います(笑)。
――28年間分の表情が詰め込まれている写真集ですもんね。
そうですね。今、自分の中にある作品や役柄、プライベートでの出会いを通して、自分が引き出された表情が盛りだくさんになっていると思います。