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甲斐翔真×三浦宏規インタビュー『カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026』「一年の締めくくりと始まりを一緒に過ごせるのは貴重な機会」(後編)

INTERVIEW

2025年12月31日(水)に、東京国際フォーラム ホールAにて、「カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026」が開催されます。

2023年末に行われた「カウントダウン ミュージカルコンサート 2023-2024」に続き、2回目となる今回のコンサートには、岡宮来夢さん、甲斐翔真さん、木下晴香さん、小林唯さん、saraさん、東啓介さん、平間壮一さん、三浦宏規さん、森崎ウィンさん、屋比久知奈さんら次世代を担うミュージカルスターが出演。

構成・演出には上田一豪さん、音楽監督は大貫祐一郎さん、振り付けは加藤敬二さんと、2023年と同じクリエイター陣が再集結します。

話題作が続々と発表、上演されている2025年を締めくくり、2026年へと胸を膨らませる。そんなワクワクとした期待に満ち溢れるカウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026。 コンサートでは、これまでに出演した作品から厳選したナンバーや、本公演だけのスペシャルコラボが披露される予定です。

THEATER GIRLは、甲斐翔真さんと三浦宏規さんにインタビュー。後編では、2025年の振り返りや来年の抱負、自身の中で表現力の進化や変化を実感した瞬間、体調管理のために工夫されていることなどをうかがいました。

インタビュー前編はこちら

時間が一瞬で過ぎていったように感じています

甲斐:本当にあっという間でした。今年はミュージカル『キンキーブーツ』の存在がとても大きくて、これまでに経験したことのない境地に挑んだ結果、時間が一瞬で過ぎていったように感じています。正直、夏の記憶がほとんどないくらいです。

甲斐:そうだと思います。没頭しすぎていて、気づけばもう年末の話をしている、という感覚ですね。それだけ全力で向き合えたという意味では、とても充実した一年だったのだと思います。

甲斐:稽古への向き合い方が、大きく変わったと感じています。以前は「役の形を作る」ことに意識が向いていたのですが、それ以上に、稽古場で積み重ねることで作品の世界観や役を深く自分の中に浸透させることが大切だと気づきました。そうしておくと、どんな場面でも、たとえ体調が万全でなくても、客席の空気がどうであっても、常にホームランを打てる状態になるというか……。

三浦:もう発言が完全に大谷選手じゃん(笑)。

甲斐:ピッチャーに例えると……(笑)。

三浦:やっぱり大谷選手だ(笑)。

甲斐:もし自分がピッチャーだとして、稽古をしていないと、何を投げてもボールになってしまう。でも、しっかり稽古を重ねることで、百発百中ストライクを投げられるようになる、そんなイメージです。その世界に入り込むことで、確実に“そこへ投げられる”ようになるんですよね。そういう稽古の取り組み方をすることで、本番を迎えたときに外さない、という感覚を掴めてきた気がします。

そして本番では、「用意した形を再現できるかどうか」ではなく、その瞬間ごとに舞台上で形を生み出し続ける感覚が生まれました。そうなると、調子の良し悪しという概念自体が、あまりなくなってくるんです。

甲斐:ミュージカル『ミス・サイゴン』も控えていますし、どうなるのか、今はまだ見えない部分も多いですが……。ただ、この5〜6年は、ミュージカル界を走り続けてきた感覚があるので、来年は一度立ち止まって、自分を俯瞰で見つめ直したいと思っています。走りながら得られるものと、立ち止まって振り返ることで得られるものは違うと思うので。公演の合間に、自分に何が足りないのかを研究する時間も作りたいですね。

三浦:本当にいろいろなことに挑戦させていただいた一年だったと思います。ヒールを履いたり、タクトを振ったり、ミュージカル『レ・ミゼラブル』 に出演したりと、幅広い経験をさせていただきました。数年前には想像もしていなかったような挑戦を次々と経験できたという意味でも、自分にとって大きな一年だったと感じています。もちろん試練のように感じる場面もありましたが、それも含めてすべてが大きな糧になりました。

三浦:やはり、さまざまな演出家の方とご一緒する中で、そのたびに考え方が変わってきたと感じています。僕は、自分の中に決まった“型”を持たないようにしていて、演出家の方の方針に合わせながら、現場ごとに取り組み方を変えていくタイプなんです。なので、作品ごとに少しずつアップデートされていく感覚があります。

中でも特に印象に残っているのが、ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!で指揮を振らせていただいた経験です。実際にオーケストラの前に立つにあたって、全パートが記された総譜(指揮者用の譜面)を徹底的に読み込みました。ミュージカルでは、自分のボーカル譜やピアノ譜を見ることはあっても、総譜に向き合う機会はほとんどありません。あれほどじっくり譜面と向き合ったのは初めてでしたし、その時間が、今後ミュージカルに取り組むうえでの大きな糧になったと感じています。

三浦:まずは元気に、楽しく過ごしたいです! 仕事面では、これからもいろいろと新しい発見をしていきたいと思っています。これまで多くの作品に携わらせていただきましたが、それでもまだまだ課題はありますし、出会っていない表現方法もたくさんあると感じています。来年は、そうした未知の感覚や感情、表現の仕方と、ひとつずつ出会っていける一年になればうれしいですね。

かなりビタミンは摂っています(笑)

甲斐:最近は、ビタミンCを意識して摂るようにしています。とても基本的なことではあるのですが、意外と意識しないと忘れてしまうので、大事だなと思って続けています。

三浦:特別なことはしていないですね。加湿器を使ったり、マスクをしたりといった基本的なことは続けていますが、あとはビタミンをかなり意識して摂っています。

甲斐:被ったね(笑)。

三浦:僕もかなりビタミンは摂っています!(笑)どれくらいが適量なのかも正直分からないので「だったらたくさん摂っておこう」という気持ちで。肌につけるものも、ビタミン系のものばかり使っていますね。

三浦:一緒に良い一年にしましょう。僕たちは思いきり楽しみますので、皆さんもぜひ楽しんでください。

甲斐:一年の締めくくりと始まりを、皆さんと一緒に過ごせるというのは本当に貴重な機会だと思います。しかも、5000人規模のホールでミュージカルの「カウントダウンコンサート」なんて、なかなかありません。2025年は、お客様も出演者もそれぞれに頑張った一年だったと思います。そのすべてをここで一緒に消化できたらうれしいです。一緒に楽しみましょう。

取材・文:THEATER GIRL編集部
撮影:髙橋 耀太

インタビュー前編はこちら

公演概要

カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026

【構成・演出】上田一豪
【音楽監督】大貫祐一郎

【出演】岡宮来夢、甲斐翔真、木下晴香、小林唯、sara、東啓介、平間壮一、三浦宏規、森崎ウィン、屋比久知奈
(50音順)

【日程】2025年12月31日(水)22:00開演
【会場】東京国際フォーラム ホールA
[東京都千代田区丸の内3丁目5番1号]

【チケット料金(全席指定/税込価格)】S席:15,500円/A席:12,500円/B席:9,500円

【配信チケット】
販売窓口 チケットぴあ https://w.pia.jp/t/cdm2025/
12 月31日(水)22:00まで販売中
オンライン配信チケット料 4,500円(税込)
※LIVE配信のみとなります。アーカイブ配信はございません。
※注意事項をご確認の上、お買い求めください

【主催】サンライズプロモーション/三菱地所
【後援】TBSラジオ
【問い合わせ】サンライズプロモーション:0570-00-3337(平日12:00~15:00)

【公式HP】https://cdm.srptokyo.com
【X(旧Twitter)】 @srp_cdm
【Instagram】 @srp_cdm

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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