佐川大樹インタビュー 『真Ninja Illusion LIVE The REAL』「一人でも来てくれる人のためにやろうという思い」
7月3日(土)より浅草九劇にてイリュージョン×映像×ジャパンカルチャーの新体感イマーシブ・ライブショー『真Ninja Illusion LIVE The REAL〜正義忍者vsゾンビ忍者〜』が上演されています。
本作では、総合演出の菜月チョビ(劇団鹿殺し)やイリュージョニスト“HARA”をはじめとした豪華クリエイターたちが集結し、「浅草から世界へ!」をテーマに、世界中でも愛されるジャパンカルチャーのひとつ「NINJA」に、世界で人気の「ゾンビ」を掛け合わせ、日本国内のみならず世界中で愛されるショー・コンテンツを目指す超体感型演劇です。
今回お話をうかがったのは、チーム乱破で三平を演じる佐川大樹さん。出演が決まったときの気持ちやクリエイターから刺激を受けたこと、本作の見どころまで、たっぷりとお話をうかがいました。
一人でも来てくれる人のためにやろうという思い
――実際に上演が始まりましたが、いかがでしょうか?
徐々に始まった実感が湧いてきた感じですが、一度延期になってしまいずっとその気持ちでいたので、特別にというよりは、みんなで一公演一公演新鮮にやろうと。この状況で、お客様が何人来てくれるかもわからないので、一人でも来てくれる人のためにやろうという思いです。
――改めて、今作への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。
前情報をもらった段階では、「なんだ、これは!」と。しかも、キャストも動ける人ばかりだったので、正直最初は不安でいっぱいでした。今までも多少は、体を動かす感じの舞台もやってきたんですけど、今回はそれともまた別の方向だったので不安でいっぱいで、始める前からみんなに追いつかなきゃという思いでした。でも、お芝居だけをやってる人があまりいない中で、僕がキャスティングされた意味を考えたときに、お芝居を引き上げていければと思うようになりました。
――動ける方がたくさんいる中で、最初は焦りがあったんですね。
僕は、少しだけ遅れて参加したんですけど、序盤から振りや殺陣がガンガンついていくのを動画で見ていたのでこれはヤバいぞと。僕よりも動ける人がいっぱいいる中で、基礎の段階でバチバチな動きがめちゃくちゃできあがってるじゃんと思って。僕が同じペースでやってもこのレベルに辿り着けないなと思ったので、家で一人でも練習しました。