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小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河ら出演。『検察側の証人』開幕! 取材会レポート

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――この作品は「嘘を言っているのは誰か?」、「本当のことを言っているのは誰か?」といった心理戦が繰り広げられますよね。それにちなみまして、最近みなさんがついた嘘についてぜひ教えてください。

瀬奈:私、実は魚介類が苦手でして……。でも息子に「なんでママ食べないの?」と聞かれてしまうときがあるんです。息子には好き嫌いせず食べてもらいたいので、「ママ、アレルギーだから食べられないんだ」と嘘をつきました(笑)。これからは食べられるように頑張ります。

成河:最近ついた嘘……うーん……ここで言えるような最近ついた嘘か……(笑)。今年40歳になりましたが、40年間生まれてきて一度も嘘をついたことはありません! ありがとうございます!

小瀧:……という嘘かもしれないですね(笑)。

――小瀧さんはいかがですか?

小瀧:僕は……そうですね。同じメンバーが出ているドラマを「見たよ」って(笑)。「あ、見た見た!」と言いましたね。作品名は控えさせていただきますが(笑)、「よかったよ!」って。

――そうなんですね(笑)。ジャニーズWESTのメンバーの方は、今回の舞台に対して、どんな反応がありましたか?

小瀧:今日連絡をもらいましたね。「初日おめでとう、大変な中だけど頑張ってな」と、グループメールで。

――メンバーの方々が観にいらっしゃるご予定は?

小瀧:メンバーは観に来てくれると思います。桐山(照史)は舞台がかぶっているので難しいかもしれませんが、去年の舞台もみんな来てくれました。多分今回も観に来てくれると思います。

――最後に、この作品への意気込みをお願いします。

成河:今回ここには登壇されていませんが、弁護士・ウィルフリッド役をされる大滝寛さんは、一人で背負いながら、お客さまを連れて行かなければいけないという、とんでもない役をされていまして。大滝さんがご自身のチャレンジとして誠実に向き合っていらっしゃったのが印象的でした。

一人ひとりがそれぞれの課題にぐっと向き合いながら、挑戦し続けているというのが小川さんの舞台の特徴です。自分の課題に向き合っている俳優の姿、本来はお見せしてはいけないのですが、その分とてもいい作品になっていると思います。ぜひ、楽しみにお越しいただければ。宜しくお願い致します。

瀬奈:このような状況ですので、お客さまも命懸けで観に来てくださるかと思います。だからこそ「観てよかった」、「楽しかった」、「ワクワクした」と皆さまの心を揺さぶれる舞台をお届けできるよう、私たちも命を懸けて一回一回大切に演じてまいりたいと思います。千穐楽まで、どうぞ宜しくお願い致します。

小瀧:まずは本日、初日を迎えられたことを本当にうれしく思います。エンタメができることは当たり前ではないと去年から本当に感じていますし、逆に今だからこそ、このエンタメを届ける必要があると思っています。

僕自身も生の演劇やエンタメに触れていない時期が長かったのですが、去年夏にメンバーの舞台を生で観劇したとき、思わず涙が出てきたんですよ。「エンタメってこんなに素晴らしいのか」と。自分でもびっくりしたんですけど。

お客さまも感染対策やいろんなことに気を付けながら、劇場にいらしてくださるかと思いますので、やっぱり「観に来てよかった!」と思ってもらえるような公演にしたいですね。キャスト、スタッフ一丸となって、この一ヶ月やりきりたいと思います。頑張るので、応援宜しくお願い致します。

取材・文:矢内あや
撮影:THEATER GIRL編集部

『検察側の証人』成河さんのインタビューはこちら

『検察側の証人』瀬奈じゅんさんのインタビューはこちら

公演概要

『検察側の証人』

作:アガサ・クリスティ
翻訳・演出:小川絵梨子

[出演]

小瀧 望(ジャニーズWEST)  瀬奈じゅん/大滝寛 浅野雅博 寺西拓人 斉藤直樹
林 愛夏 西川大貴 阿岐之将一/那須佐代子 梶原 善/成河

[日程・会場]

【東京公演】
日程:2021/8/28(土)~9/12(日)
会場:世田谷パブリックシアター

【兵庫公演】
日程:2021/9/16(木)~9/20(月・祝)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

【大阪公演】
日程:2021/9/23(木・祝)~9/28(火)
会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール

公式サイト
https://www.kensatsugawa.com/

あらすじ

物語は、容姿端麗な青年レナード(小瀧 望)が資産家で独り身の婦人を撲殺した殺人容疑で起訴されるところから始まります。彼は全くの無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。

――道で困っている婦人をレナードが助けて以来交流が始まったこと、事件当日も被害者宅を訪ねていたこと、事件当時、彼は無職で金に困っていたこと、そして、彼には確実なアリバイが無いこと――。

レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイアーズ(成河)が事件を担当することに。

彼を裁く法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言する、はずだった。しかし、法廷に立った彼女が口にした言葉は、彼から『婦人を殺した』と告白された、という検察側の証人、としてのものだった……。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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