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甲斐翔真、夢咲ねねインタビュー ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに-』「劇場を出たときに晴れやかな気持ちになってほしい」(後編)

INTERVIEW

――この作品は「夢」がテーマとなっていますが、お二人が叶えたい夢はありますか?

甲斐:叶えたい夢……。過去でいうと、幼稚園のとき七夕の短冊に「仮面ライダーになりたい」と書いたんですよ。

夢咲:おお、すごい。

甲斐:それは叶えましたね。で、叶えたい夢……。叶えたい夢かぁ。下世話な夢ばっかり(笑)。

夢咲:え、聞きたいです。

甲斐:いやもう……大金持ちになる(笑)。それで世界中に家を買いたいです!

夢咲:いいですね。

甲斐:夢は大きく。といっても、大きすぎますかね?

夢咲:いやいや、それくらい大きいほうがいいですよ。

――世界中に家を買う、素敵ですね。俳優としての夢はいかがですか?

甲斐:ミュージカルに身を置く立場としては、やはり帝国劇場での主演でしょうか。0番に立ってみたいですね。

夢咲:私は宝塚在団中の研2のときに『ロミオとジュリエット』をウィーンに観に行ったんですよ。そこであまりに感動して、熱が出てしまって。ロミオを演じていたルカスさんという方に心を奪われてしまい、「とりあえずCDだけは買わなきゃ」と(笑)。本当は出待ちもしたかったのですが、熱が出てしまったのでその日はそのままホテルに帰りました。

日本に帰ってきてからも「絶対にあの『ロミオとジュリエット』は日本で上演するべき!」とさまざまなところで言っていまして。そしたら何年も経って、宝塚のプロデューサーの方から「今度『ロミオとジュリエット』をやります」と言われて、本当に驚きました。「え! あの『ロミオとジュリエット』ですか?」と聞いて、「そうです。星組で(当時のトップスター)柚希さんとやります」と。「えー!? 本当に!?」みたいな。

甲斐:まさに夢叶って?

夢咲:はい。「夢って叶うんだ!」と実感しましたね。

ほかにもいろいろとありまして。たとえば『グレート・ギャツビー』のデイジー役をやりたいなと思っていたら、本当に出演が決まったり、生徒の役をやりたいなと思っていたら、それも『SCORE!! ~Musical High School~』でやらせてもらったり……。教師の役をやりたいなと思っていたら、今回教師に……。

甲斐:本当ですか(笑)?

夢咲:本当なの! 本当に。だから、私も今は夢が叶ったところです。

甲斐:すごいですね、その引き寄せ。

夢咲:そうなんです。だからまた叶えたいことを考えておきます(笑)。

甲斐:やっぱり「お金持ちになりたい」とかも言っておいたほうがいいですね。

夢咲:言ったほうがいいです!

甲斐:言霊、大事ですね。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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