藤ヶ谷太輔主演。真彩希帆、平間壮一ら出演。ミュージカル『ドン・ジュアン』ゲネプロ＆取材会レポート！

2021.10.21

REPORT

――そんな代表作を、キスマイのメンバーは観に来てくれそうですか？

藤ヶ谷：もちろん来てくれると思います。メンバーもすごく『ドン・ジュアン』が好きなので。再演をやると決まった時に、宮田と千賀あたりが「やったー！」って言ってくれて。好きみたいです。

鶴見：男の人から見ると面白いよね。

藤ヶ谷：そうですよね。でも、男性の人っていってもメンバーくらいしかなかなか感想を聞く機会がないんですけど。すごく楽しみにしてくれているので、頑張らないとなって。

――ではこの東京公演で観に来てくださるんですね。

藤ヶ谷：そうですね。

――では改めまして、おひとりづつメッセージをお願いします。

生田：いよいよ赤坂ACTシアターで幕が開くということで、今は作品を代表するメンバーでご挨拶をさせていただいているんですけども。この舞台にはほかにもたくさんのキャストやアンサンブルキャストが出ております。ここにあるこの舞台セットは、初演からずっと我々のセビリアとして使わせていただいているセットで。床も初演の時のままなんです。先ほどたいちゃんが「命を削って」と言っていましたけど、この床の上に無数の傷跡がついているんですね。カンパニーメンバーの足跡なんですが、この中にはきっと初演のメンバーの足跡もあるだろうなと思ったりもして。初演のメンバー、そして新しく加わったメンバーも含めた再演のメンバーが一丸となって、今日の初日から大千秋楽まで駆け抜けていこうと思いますので、どうぞ公演中のご支援のほどをお願いいたします。

鶴見：このようにみなさんの前で演じて舞台の上に立つ喜びを、しっかりとお届けしたいと思います。最後の千秋楽まで藤ヶ谷くんを始め、ほかのキャストやスタッフとともに、ミュージカル、演劇、エンターテインメントの力をみなさんにお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

真彩：退団後初舞台となるんですけども、すてきなスタッフさんやキャストの皆さんと出会えて、「こんな幸せなことがあってもいいんだろうか」と思いながら毎日を過ごしています。劇場でお芝居をするという大切さを改めて今回感じましたので、どうかみなさまも安心……できる状況ではないかもしれないですけども、ご協力いただきまして。千秋楽まで無事に駆け抜けられるうように精一杯頑張りますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

藤ヶ谷：再演ということで、初演の時よりも全てにおいて深さや奥行きを出そうというのをテーマに今回へ臨んでいます。それがいろいろとプレッシャーになるところもありますけど、本当に命を削って、その日にできることをその日に全部出し切るという気持ちでやっていますので。本当にエネルギーのある作品だと思いますし、ぜひ劇場に観に来てくださったら嬉しいです。来られない方も、心の中で応援してくださったなら嬉しいなと思います。あとは誰一人も欠けることなく、大千秋楽まで走り抜きたいと思っていますので、ぜひぜひ応援をよろしくお願いいたします。