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植原卓也、上田堪大インタビュー ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』「今のまま切磋琢磨できれば、いい意味での比較をしてもらえるはず」(後編)

INTERVIEW

――今回、上田さんは初のグランドミュージカルということで、先ほどは現場でまだ緊張しているというお話もありましたね。普段出演されている2.5次元の舞台と比較して、稽古場で違いを感じたこと、驚いたことなどはありましたか?

上田:まず空気感が違いました(笑)。僕は元からやっているタイプの人間なのですが、アップをしている方がほぼ全員だったのも衝撃的で。もちろん2.5次元の舞台でもやっている方はいらっしゃいますが、こんなにもみんなアップをするものなのかと驚きましたね。

さらに、常にピアノがあるのも驚きでした。今回であれば、常に歌唱指導のちあきしんさんがいてくださったりと、いろんなスタッフさんが常にいらっしゃるので、そういうところもやっぱり違う部分だと感じますね。

あと、これは今回に限ってのことだと思いますが、稽古場にプロテインが置いてあって(笑)。身体作りに関しても、ストイックな方が多い現場だなと感じています。今回、自分がいろんなものに追い付いていなかったとしても、「これならできる」という感じで一つずつ消化していけばいいと考えていましたが、その考えも捨てていかないといけないなと。

第一線のミュージカル俳優の方たちが懸命に動く姿に感動

――植原さんは、他のミュージカルの現場と今回で何か違いを感じた部分はありますか?

植原:本作ならではだと思うのですが、第一線で活躍するミュージカル俳優の方たちが、アクションのために床をくるくる回って、懸命に動いていらっしゃるのを見ると個人的に感動してしまいます。たとえば、上原理生さんとご一緒するのは初めてなのですが、元々ご活躍は知っていまして。そういった方々が汗を掻いて床を這っている姿を見られるだけで、「また一つ歴史に残るぞ」と(笑)。それで勝手にテンションが上がってしまうので、稽古場はワクワク感があって楽しく過ごさせていただいていますね。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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